DEZOLVEでのゲストボーカルでのボーカル快刀乱麻っぷりに聴けば聴くほどハマって行き、いつかしっかり聴いてあげようと思いながら幾星霜。ようやくその機会が巡ってきたわけで。
supercell時代にはそれほど印象に残らなかったやなぎなぎではあるけれども、そのDEZOLVE参加曲を契機に、ソロ作は一体どう言うことになっているのだろうかと思っていたところ、この音源がやって来たと。
最新ベスト盤ですな。
あら。意外と言えば意外なのか、これが本筋なのか。トータルとしてフワッとしたトラックが中心となり、そこにソフト系のボーカルが乗るスタイル。その喉を空気が通る際の声質が自分好みじゃないですか。自分の中の何かがくすぐられるような雰囲気。
頭の数曲が妙に坂本真綾ワークスに近いものがあると思って調べると、あら、作編曲が北川勝利さん。なるほどね。
エッジの効いた曲もアクセント的に並んでいて、全16曲を聴き飽きずに通してしまいましたよ。
あれ。やなぎなぎ、実はとてもよいじゃない。10年以上経って自分のターンになったわけだな。それもまた音楽を聴き続けている人生の巡り合わせ。
さて。
他にもいつか聴こうと思いながら、何年もHDD内に死蔵させているやなぎなぎ音源があるのですよ。