Spotifyのブルーズジャンルで、何か面白そうなアルバムはないかと探していたのですよ。
そうしましたところ、このジャケ写、ピンクのジャケットに革パン、ピンクのギターを勇ましく握り、ドスを効かせた視線の妙齢の女性が私の心をつかみましたね。そう言う時、大抵は当たりくじを引くんですよ。
早速聴き始めたところ、わーお、ブルーズギターのど真ん中。今度は私の心を射抜きましたね。音も滅茶苦茶良い。慌ててAmazon Music Unlimitedから再生。
ボリュームをガッと上げて、そのギターを堪能。1曲目のインスト曲が終わったと思ったら、今度はイカしたドライヴ感あるボーカルが飛び出すじゃありませんか。この女性がこのギターとボーカルを演出しているのか。
今はよい時代なので、すぐにWebで正体を検索。スー・フォーリー。ギタリスト兼ボーカリスト。もうベテラン中のベテランなのですね。テキサスで若い頃に名を馳せて、今は故郷カナダに戻って…え、カナダでこのサウンドですか!?
いや、あのその、カナダ産音楽のそのクオリティの高さは知るとはなしに知っていたつもりではあったのですが、まさかこんなストレートなブルーズまでとは。
一気に最後まで聴いてしまいましたよ。のせるナンバーからじっくりと聴かせるナンバーまで、そのレンジの広さも魅力的。この存在を今の今まで知らなかったとはね。
音楽なるものはタイミングよくディグることの出来た時には、本当にいい巡り合わせを引くものでして。
しかし、まぁ、格好いいな、これ。