音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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FiiO M5を買い戻す

表題のママなのですがね。

買い戻されたFiiO M5

在宅勤務に伴い、朝の街を散歩するようになったらスマホにTWSの音では納得が行かなかったわけですよ。

かといって散歩にWALKMANを持ち歩くほど酔狂にもなれない。

何かいいソリューションを、と考えていたところに、ここの過去ログを読みまして。「そうか、M5があったか!」とね。

とは言えとうの昔に手放していた物をさてどうするかと思案。まぁ、そこはこの世の中、入手するのには様々な方法があるのでさほど苦労もせず。高い物をつかまされることもなく。

しかし実際に再び使ってみると、どうしてこいつを手放したかなと、過去の自分を小一時間ほど問い詰めたくなるばかり。

このサイズ、この軽さ、そしてこの音。あり得ないです。そのようなことはファーストオーナーだった際に実感していたはずなのに。

イヤホンには死蔵になりかけていたDunmer Proを流用。3.5mmケーブルに換装し直してM5に接続すると。いやはや、もうね、これはね、小一時間。

細かいことをとやかく言いたくなったならば、自分はNW-WM1AM2の音を聴いていればよいわけですよ。

M5にはM5の絶対的なポジションやロールがあるのです。そして数ある現行のDAPには、このようなある意味における変態仕様な品は存在しないと言う事実。価値はそこに見出されるわけですよ。相対的にどうこうではなく、絶対的なものとして。

今日日のDAPが音質追求の重厚長大に走りつつあるのはまごうことない事実。スマホが音楽再生機として十分に機能している今、DAPに求められるのがそのようなことになるのは仕方がないこと。

そのような今現在に対するカウンターとしても機能するM5は、その今の自分にだからこそ必要な存在なのだろうと、改めて実感させられるわけです。

二度と君を手放したりはしない。おかえり。