音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

山下達郎コンサート@高崎芸術劇場

山下達郎@高崎芸術劇場鑑賞。

都内公演のチケットが全く取れない状態だったので、日程が上手いことはまった高崎公演を狙ってみたのです。これが大当たり。座席も1階20列のど真ん中。キャパ2,000人台のホールでのこの位置。好席です。

御大曰わく、明るい曲での構成を、とのこと。終わってみればこれまでの氏のコンサートでは体験したことのない、えもいわれぬ多幸感で満ちあふれた気分での帰り道にこれを書いています。

新作を引っ提げての構成になるかと思いきや「やりたい曲をやります」発言に則った、王道中の王道と言えるセットリスト。

「SPARKLE」も「BOMBER」も「RIDE ON TIME」も「クリスマス・イブ」も「さよなら夏の日」も「アトムの子」も、そして最新アルバムからも。1970年代から2020年代までの総力結集的内容で、それで満足しないはずもなく。

ホールも非常に良い響き。足を踏み入れた瞬間に「ここは良いホールだぞ!」と直感した通り、PAの音が良く回り、メンバーの演奏一つ一つがハッキリと聞こえました。

御大の声も全く問題なく。相当に良いコンディションだったのではないでしょうか。

今回この公演で初めて山下達郎を観ると言う方が三分の二ほどもいたのには驚き。それがかえってオーディエンスの反応の良さにつながり、メンバーの演奏のパワーとして還元されたようにも思えました。

良い演奏、良い観客、良いホール、良い曲、良いボーカル。これで満足しないわけがありません。これこそが山下達郎コンサートに求めるクオリティとパワーなのです。

まだまだその多幸感の余韻が続いています。

明るいとは、心の底からそれを楽しめるということ。

素敵な夜でした。ありとあらゆるすべてのものに、ありがとうと言って回りたい気分です。