音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Hotel California / Eagles (1976/2011 44.1/16)

手元にあったのは2011年の国内販売されたSACDからのリッピング音源。図書館で借りたのかな?

借りた当時に数回聴き、その内容の深さに全く気づけずにいたのだけれども、今たまたま、本当に魔が差したかのように聴いてみたら、これがまた、よい。

よい。

よいったらよい。

1976年作品であることの自然な音の心象的風化が、ストーンウォッシュであるかのように新鮮とでも言えばいいのかな。音の一つ一つが生き生きと、それでいて1976年仕様のそれとして輝き続けていることの素晴らしさを実感出来るとも言えるか。

青春の音を今に聴いている、今に聴くことが出来るとも表現できるか。

オーディオ的な評価も高いこの作品、自分は今の今まで食わず嫌い半分にいたけれども、今さっき生まれ変わった。開眼した。これは、買う。もう物理メディアからさよならしたのでSACDを買うことはないけれども、192/24音源を手元に置く。こりゃ、内容もさることながら、音質的にも楽しそうだと気がついてしまったのでね。

人生どこでどう開眼するかなんて、本当に分からないものだ。

ホテル・カリフォルニア(SACD/CDハイブリッド盤)