音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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BLUE BLOOD / X (1989/2008 44.1/16)

ヘッドホン経由で聴く。

意外と、と言うべきか、何を今さらと言うべきか、Xってツインギターであることがその音楽の派手さを作り上げる要だったのだな、と。

ついついYOSHIKIのドラムと歌メロの歌謡曲さばかりに耳が奪われてしまっていたのよ、この35年近くもね。実際、ツインギターがどうこうと言いながらも、ついつい身体はエアドラムをやってしまっているのだけれども。

でもね、すごいことだよ。アルバム一枚、ドラムのリズムパターンを覚えている、いや、覚えられるようなドラムを叩いているYOSHIKIという存在は。「紅」なんてドラムが完全に曲を支配しているといってもよいほど。

このように、ツーバスと歌謡曲との両立だなんて前代未聞だったはずなんだ。でも、そこまで当時は思い至らなかった。

BLUE BLOOD REMASTERED EDITION