音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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このところちょっと(20260407)

0.
数ヶ月おきに通っている歯科検診。今回も虫歯なし。よく磨けているとのこと。

口内炎が出来ていたので、簡単に治療もしてもらう。口内炎が出来やすい体質だと思い込んでいたのだけれども、どうやら外的要因とのこと。歯を食いしばった際に出来たという口内炎や、歯ブラシが粘膜を傷つけて口内炎に至っている症状の2箇所。

なんだ、そう言う理由だったのか。今後気をつけて行こう。

0'.
バッグの修理が完了した旨のメールが来る。30代の頃から愛用しているモデルの、自分にとっては第二世代にあたるバッグ。そのポケットファスナーのスライダーが壊れてしまったのです。

オンラインでの見積額は20,000円。バッグの価格や個人的な入れ込みからすると、それでも修理はしたい。念のために壊れた箇所の画像を送り、個別に見積もりを取ると6,600円とのこと。

即答で修理を依頼。完了までに2ヶ月半以上見てくれとの話だったのだけれども、つい今さっきメールが飛び込んできました。修理期間、わずか10日。実に有り難い話です。

1.
MTT(マイケル・ティルソン・トーマス)のマーラー全集SACDボックス。フリマサイトで購入したものにようやく手をつける。このボックスは自分のラックに鎮座してから結構時間が経っているような気もしないでもない。

自分にとってマーラーの入口は交響曲第5番。このボックスでもやはりそこから再生。

もう15年前のボックスセットとはいえ、実にすっきりとした、実に現代的なマーラーが展開されている。だから自分にとって非常に取っつきやすい。

自分が初めてマーラーに衝撃を受けたのが、インバルと都響によるこれだったので、現代的という意味では系譜は似ている。機動的、機能的ともいえるか。音の展開がスピーディなのだよね。

スピーディといってもテンポが速いというわけではなく、前へ前へと進んでいく感覚に溢れている演奏と表現するのが、自分としてはしっくりくるかな。推進力の強い演奏だから後に引きずらない。

音の見通しの良さも十分。その見通しの良さが、澄んだ音が印象に残るマーラーとして表現されているように感じられる。すると系譜としてはヴァンスカとミネソタ管によるマーラーに近しいものもあるかもしれない。MTTのこれはサンフランシスコ響だから、アメリカ的という共通点なのだろうか。サンフランシスコの西海岸と、ミネソタの五大湖とでは相当な距離があるけれども。

いや待てよ。アメリカという共通点においては、バーンスタインとニューヨーク・フィルハーモニックによるマーラーを忘れてはならないか。時代は全く異なるけれども、あの音源を聴き返すことによって、何かしらの再発見があるかもしれない。

いやはや、自分もずいぶんとマーラーにハマってきているものだ。

2.
音源を買わなくなりましたね。ネットワークオーディオ環境を整え、Qobuzをフル活用することによって、本当に買わなくなりました。

その代わりに以前よりも格段に数多くライヴに足を運ぶようになっているわけですね。自分の事ながら確証はありませんが。

前回のアーティクルで「今年のライヴ回数上限、詰んだ」と書きましたが、あれからたった数日で、もう1本足を運ぶライブが決まりました。6月にSLAKを観てきます。これで6月は4本。アホじゃないかと。

3.
そのSLAK、先行配信曲をYouTubeで観て、そして音源を聴いて、ほぼ一発でライヴ観戦を確定させたのですが、実にこれが格好よい。

アルトサックスのような勢いを感じさせるテナー、しっかりと歌うベース、鮮やかな色合いのキーボード。そして何よりも、川口千里なのに川口千里らしからぬ、欧米的なグルーヴ感と、バンド演奏としてしっかりとピースにハマっているドラム。

川口千里のドラムに関しては「凄い!」とは思っていたのだけれども、セッションから音が飛び出しすぎる、ややすると時折はみ出しているように感じられるプレイに、若干の苦手意識があったのです。

ところがこのSLAKでは、バンドの中の一つの楽器として腰の据わったプレイが聴けるではありませんか。何が起きたの、千里さん?といった具合に。それでもスネアを中心としたフィルインにおいてはしっかりと彼女独特の音が飛びだしているあたりに、プレイヤーとしての矜持や主張が汲み取れたりして、これが楽しいのであります。

アルバムのリリースが楽しみであります。

4.
有線ピヤホン6を購入しました。有線ピヤホン3や有線ピヤホン5の流れからは異なる音になっているとのことで、期待は大きかったのですが、それを裏切ることのない出音で安心。

特定の楽器や帯域、解像度の高さなどをブラッシュアップするのではなく、帯域全体のバランスが落ち着いて耳に届くような感覚。FIIO M21においても、SONY NW-WM1Aにおいても、落ち着いた音が出てきます。それが退屈な音では決してなく、いつまでも聴いていられるかのような出音。安定感ある音、とでもすればよいでしょうか。

聴かせるべき音を普通に聴かせるかのごとく、とても「当たり前」で「普通」のイヤホン。でもそれって実は大切なことではないですかね。派手で刺激的なだけの出音のイヤホンは、最初は楽しくともわりとすぐに飽きてしまうもの。長く寄り添える普通のイヤホン、もちろんしっかりと音楽を楽しませてくれるイヤホンであることは、とても大事なことだと思います。

hi-unit.jp

5.
そんなこんなで、明日は人間ドックです。