2011-08-29から1日間の記事一覧
歌謡曲がニューミュージックと融合すると、こんなとんでもない化学反応を起こすのだなぁ、としみじみと聴く。作曲者としての荻田光雄の心地よさも体験できる。自分の中では荻田光雄=中森明菜のアレンジャーという印象だからなぁ。
70年代は素朴でいいなぁ。松任谷由実時代の曲にはほとんど惹かれないけれども、荒井由実作品は手作り感が漂っていて聴いていて気持ちがいい。
女性ボーカルとピアノが聴きたくなったので。これはプログレというよりもフォーク寄りだよなぁ。
聴いていると安心する音楽というものがある。
確かに「平井堅節」なバラードも収められているんだけれども、泣きの部分がないというか、こう、ぐっとこない。それが今作の薄味につながっているんじゃないかと。