カヴァー作品
0. ただ今、午前3:45です。1. 10連休の夏季休暇7日目もこんな時間です。6日目が終日雨だったこともあり、一日中部屋の中に引きこもって音楽物の動画やBlu-rayを観ておりました。このような日があると、部屋に50インチのテレビを配置してよかったと思うのです…
誰が名付けたか「歌怪獣」島津亜矢。かつてNHKの歌番組で見事な歌謡浪曲を披露していたあの方が、まさかここまでポップミュージックカヴァーアルバムの数を重ねるとは、一体誰があの時予想出来ただろうか。と言うことで、好評「Singer」シリーズ第9弾。足か…
ダイナミックさも切なさも踊りっぷりまでもが超重力級。スケール感が全方位的にギガアップした作品に仕上がっていることにとにかく驚かされた。その勢いにノックアウトを喰らい、半日で3回も繰り返し聴いてしまったほど。前作『千紫万紅』から約2年のインタ…
これはいいトリビュート。何よりも中森明菜作品に対するリスペクト精神と、オリジナルの世界観をいかにして換骨奪胎して自らのものとして取り込んだ上で、大胆にアウトプットするかといったアイディアに満ちあふれている。この手のアルバムになると、楽曲毎…
歌を演じると言う行為はいつからか歌唱力なる言葉に全て置き換えられて消えてしまった。そのようなことを考えながら、この斉藤由貴と武部聡志のタッグによるセルフカヴァー企画第二弾を数回聴いた。歌唱に演技を乗せ、曲の世界観を広げる。70年代から80年代…
やたらと濃厚なカヴァーアルバムが聴きたかった。このアルバムの存在をすっかり忘れていた。くどい、くどい、どこまでもくどい。オヤジくさい。だがそれがいい。お腹いっぱい。
B'zギタリストTAK MATSUMOTO(松本孝弘)による21年ぶりのカヴァーアルバム第2弾。前作は当時ビーイングに所属していたシンガーをメインにフィーチャー、フックアップしていたのに対し、今作では幅広いシンガー、ボーカリストを大々的に迎えての豪華絢爛な一…
このアルバムからもう22年も経ったのですか。その22年の間でJ-POPを取り巻く事情も大きく変わり、楽曲はより短く、より強い瞬発力でリスナーに訴えかけられるようになった。前奏がなくなり、間奏がなくなり、後奏もなくなり、巷に溢れる曲の多くは3分台にま…
前半の超絶アッパーかつハイエナジーなカヴァーも大変非常にこの上なくよろしいのだけれども、終盤「Human System」から「ELECTRIC PROPHET」への緩やかな流れがとにかく秀逸。このカヴァー集での最大のハイライトはラスト2曲ではないかと思えるほど。シンプ…
リリースされていたことをすっかり失念しておりました。ようやく入手。香港evosoundが誇る歌姫、その一人、スーザン・ウォンの最新作。今回は日本人ミュージシャンを迎えてのアルバムとのこと。聴き始めるとこれまでの彼女のアルバムが持っていたハイファイ…
なんとなくメタル系な気分だったので、Spotifyのプレイリスト頼みで再生してみたのです。好みか否かのジャッジを楽曲の頭1分ほどで行う、実にサブスク型な音楽の聴き方をしつつ、「ん?」と思ったのがこのグループ(バンド?)。女性3人組でメタルを演奏する…
全曲ZARDのカヴァーで構成。ごめんなさい。数回聴きましたが、需要の先が微妙に分からないのです。今ではZARDの音源ならばサブスクで聴くと言った手立てがあるので、新規にZARDへと興味を持った人が、あえてこのカヴァーを選択する理由も動機も薄いように思…
ジャンク フジヤマ初の全曲カヴァーアルバム。これまでもカヴァーを数多く、積極的に展開していたこの人のことなので、意外と言えば意外。楽曲単位でのカヴァーがメインだったのか。これまでも気が向いたときなどに聴いてきた彼のヴォーカルなのだけれども、…
あ、これ、よい。とてもよい。ギターの弾き語りが中心のカヴァーアルバム。愁いがありながらも抱擁力も感じさせる歌声と、シンプルなアレンジ。メジャーどころのカヴァーも暖かさと寂寥感の両立する歌声で魅せてくれるのだけれども、これまで聴いたことがな…
これはとても良いトリビュート(カヴァー)盤!楽曲に対する愛情がしっかりとあるね。ややすると1曲目の中森明菜による新録ボーカルにのみ耳目が集まりそうなものの、それ以降に収められている林哲司の代表曲たちが、しっかりと今の質感を持ってプレゼンされ…
とても久しぶりにこのアルバムと目が合った。聴いた。ミッチー、カッコいい。見事なまでに及川光博印に染め上げている、究極のカヴァーアルバム。このボーカルスタイルが苦手であれば絶対に聴き通せないほどに、全編に渡ってこの濃い匂いとフェロモンがムン…
JUJUのボーカルは打ち込みサウンドとの相性が少々悪いように思うのだけれども。ましてやそれと同様に打ち込みとの相性の悪いこの時期の昭和歌謡との組み合わせになると、ことさら心許なさが増すように思えるのだよね。一方で昭和歌謡的アレンジのゴージャス…
帰宅後に。一週間、本当に文字通りサヴァイヴしました。そろそろ暑さによる疲労の限界に来ています。今日は辛うじて生きていただけの一日でありました。さて、私の週末だ。
雨宮天の声は「ハレ」の声か「ケ」の声かと問われれば、圧倒的に前者なのだよね。だからこその、昭和歌謡のウェット感に挑むハレの声を楽しむと言う面白さがあるのです。と、今さっき気がついた。ここに至るまで2年かかった。
昭和歌謡の持つニュアンスと、アイドル歌謡の持つ華やかさやその裏にある影を、今に描き出そうと取り組んだ好作に今回も結びついている。
本日の朝一に。歌唱における演技力の幅の広さ、それが効果的に発揮されていると思うのよね。一人のシンガーとしての統一性よりも、楽曲に寄り添うスタイルで原曲の世界が持っていたカラーを再現させようとする意欲と言いますか。それが「ダンシングヒーロー…
発売解禁されてから1日であまりにも聴きすぎたので、語る言葉がなくなってしまった。0時解禁以降、多分7回くらい聴いた。なので、落ち着いた頃に語ります。たっぷり語りたい。
音楽情報サイト「ナタリー」でたまたま目に止まった「デラックス×デラックス」なるバンド。昭和歌謡マナーの音楽を作成しているとの事だったので「ああ、またそう言うやつね」と適当に聴き流してやろうと思ったのです。気がついたら1時間以上聴いていた。こ…
なんとなくカヴァーアルバムの徒花的作品を。徒花と書いたけれども、実によい作品だと思うのです。集団型アイドルがカヴァーやってもいいじゃない、的な。選曲が自分のツボだったということが、好きである一番の理由ではあるけれども。ジャケットの白が象徴…
カヴァーアルバムは構成されている楽曲がいかに自分の肌に馴染んでいるかによって、その出来不出来よりも自分の好みか否かの割合が強く作用するのだと考えてみたりみなかったり。このアルバムに関しては、その馴染みある曲とそうではない曲との比率が半々と…
時代のジグザグを一直線に並べているからこそ、自分はカヴァーアルバムが好きなのだと思うに至りました。そういった理由からなのか、新旧アニメの定番曲を並べたこの作品も大好きですね。何よりも原曲への愛を感じますよ。とても丁寧に楽曲の魅力を掬ってい…
世間に浸透しきった楽曲をカヴァーするにおいては、原曲がウケたツボ、原曲のイメージを壊さないツボを押さえることは重要なのだと再認識させられた次第。その点において、このアルバムでのカヴァーは「上手いことやったな」と言った感あり。新発見的なサム…
良質なカヴァー作品とは、それを聴いた際にオリジナルの印象が一瞬記憶から消えて、その後に改めてオリジナルを聴きたくなるものだと常々思っているのだけれども、島津亜矢の歌にはそうさせる、そう感じさせる力が存分に込められていると思っております。そ…
匿名性の高いボーカルで匿名性の高いシティ・ポップ・カヴァーアルバムを楽しむ。なんとなく体温が低い系のボーカルを聴きたい気分だったので。
本日の終業後に。今の自分は色々と疲れているらしい。WAKANAのボーカルが静かに耳から身体へと染み渡る。