2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
渦中にあると見えてこないもの、行動に移せないことは数多あるものでして。そこに身を投じる前や、過ぎ去ってしまった後であれば、考えたり笑い飛ばしたりすることが出来るのに。そのようなことを柴田淳のこれを聴きながら考えていたとかいなかったとか。ま…
全編を突き抜ける疾走感と痛み、切なさと若さがたまらなく好きなアルバム。ジェッジジョンソンの他のアルバムも聴いてはいるのだけれども、自分にとってはこのアルバムが断トツ。愛してやまない。もっともっと広く知られて欲しいのだけれども、あまり膾炙し…
たまに無性に聴きたくなるKalafinaのこの2ndアルバム。ブログを振り返るとほぼ1年に1回のサイクルでリスニングを記録している。可能な限りでボリュームを上げて再生。手の込んだトラックと華麗なボーカルワークが部屋を満たす。当然と言えば当然なのですが、…
ラルス・フォークト。サイモン・ラトルとの共演音源は持っていたのです。自分のライブラリの中で完全に埋もれていたピアニストでありました。ひょんなことから音楽配信サイトでその名が目にとまり、「あれ?この人の演奏持っていたよな?」と漁ってみたら出…
この直後、国産ダンストラックはみんなこんな色に染まったよなぁ、などと思い返しながら。C+Cとか日本中を席巻したよね、とかとも。
BAD HOPのベスト盤音源を入荷したので聴き始めたのですよ。大変申し訳ない。自分には全然合いませんでした。ソフィストケイトされたと言えば聞こえはよいかもしれないが、どうにもこうにもトラックにもMCにもヒップホップをやってやろうと言う気概が見えてこ…
肉離れの一歩手前をやらかしました。右太もも。今年一番ではないかと思われるほどのうだるような暑さの中、病院帰りのタクシーを待つこと10分弱。死ぬかと思いましたよ。これからまたあの地獄のシーズンが始まるのだな。そんなこんなで病院を回って仕事から…
バンドも私たちも感性の神経を剥きだしにしてこの音を研ぎ澄ますことが出来る。送り手と受け手とを直接結びつける交歓がここにはあるのだ。
夕方。それにしても本当によく降る雨だ。朝からの雨、たった一日だというのに、気分を鬱々とさせるには十分過ぎる。少しばかりしっとりした気分を求めてなのか、これを流す。
映像物を見終えた後のクールダウンに。窓の外は雨まだ降り止まぬ。
休みだというのに一日中激しい雨の予報。事実土砂降りに近い雨。仕方がないので録りだめていた映像物や開封していなかったBlu-rayディスクを、朝からヘッドホンを使って鑑賞。・2024年のJUJU@東京ドーム ・2023年の上白石萌音@東京国際フォーラム ・2008年…
リマスタ盤が届きましたよ。このところ自分内赤丸急上昇でこのアルバムが好きになっている。2008年のリリース当時よりも格段にが増している。「青春の残照」で何か一本書きたいと思っていたところに、先のアーティクルの稲葉浩志がデンと出てきてしまったの…
疲れ果てて帰る週末の地下鉄は10分遅れでやって来る模様。ホームにたたずむ自分の耳には稲葉浩志の声。相も変わらず弱い自分を、強くも儚い彼の詞(ことば)が叩きのめしていく。あるのは応援でも同情でもなく、ただそこにいる一人の男と、ここにいるただの…
仕事的に実に不毛な一日だったので、帰宅して着替えるなり濃いめに作ったジンソーダをかっ食らいながらこれを。
ドイツ・カンマーフィルのキモはこのバネの強さと鋭さにあるよね。先に聴いた、近年レコーディングのペルトコスキのモーツァルトと言い、もう20年ほど前になる(!)パーヴォ・ヤルヴィによるこのベートーヴェンと言い、その個性はとにかく瞬発力にあるよな…
2000年生まれの俊英コンダクター、タルモ・ペルトコスキとドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団によるモーツァルトの交響曲集。ドイツ・グラモフォンからのリリース。全編を通して解像度の高い、カリッとした仕上がりのモーツァルト。モーツァルトだか…
先のシベリウスにあてられてしまったので、自分にとって慣れ親しんだ、取っつきやすい邦楽ハードロックにて頭を解きほぐす。
シベリウスのヴァイオリン協奏曲とは、これほどまでに鋭く、接するに恐ろしい表情を持った曲だったのか。今の今までその側面を知らず、気付かずに聴いていたのかもしれない。終始ヴァイオリンの音色に緊迫感が漂ってることと、オケを含め、その音に聴き手の…
んで、やたらと調子がノって来たので、大黒摩季様を鳴らしたスピーカーを浴室に持ち込んで、バリバリと髪を刈る、身体を洗う、浴槽に浸かる。もちろん基本的にはシンガロングしながら。心も身体もサッパリとした休日でありました。明日からまた適当に一週間…
カタルシス!カタルシス!大黒摩季はカタルシス!パキッとしたサウンドプロダクションとパキッとしたボーカル。スカッとスッキリ。
近所の買い物回りから帰宅した後に。とにかく暑い。冷房とサーキュレータで涼みながらこれを。休日の昼下がりに聴く高田みち子もなかなかオツなもので。普段、寝る際にイヤホンで聴いている声なのでね。「青春の残照」がこの上なく素晴らしく切ない曲である…
ひたすら砂原良徳繋がり攻め。心は均されたので電気グルーヴで。
音による心のデフラグメンテーションを試みる。凹凸が過ぎる精神に音を流し込み、パズルゲームのようにピタッとはめ込んでは、それら不要になったピースを次々と消し去っていく。心のモニタを眺めているかのごとく感覚で。
2006年作品。砂原良徳による2024年最新リマスタ。この作品が持つ独自の冷たい暖かさに対し、音の粒立ちに磨きをかけるかのようなリマスタが施されているために、音色が持つ温度の落差がさらに際立って現れている。退屈に陥る数歩手前の無機質さと、温度を極…
休日朝の一発目はシティ・ポップカヴァー作品で。暑くなるそうだけれども、いい天気でありますな。
以下、意見には個人差があります。惜しい。7曲目までの刺々しい痛い楽曲で最後まで攻めてくれたならば、オジサンはコロッとやられて白旗をあげたというのに。そこまでは自分にとっては完璧な展開だった。あなたは声優界のCoccoですか?と言ったゾーンまで振…
ん…。既視感の応酬。なにかどこか突き抜けないこのモヤモヤ感。ASCAならではのサムシングが明確ではないのかしら。数年前にSACRA MUSIC所属アーティストの作品を一気に聴いた際に感じた「縮小再生産」の匂いがするのです。それが冒頭の既視感の応酬に繋がっ…
自分の中にあった「やなぎなぎの既視感」が存在しないアルバム。これまでやなぎなぎを聴いていてどうしても拭えなかった、どこかで聴いたことがあるのだけれどもそれが何かがはっきりしないモヤモヤ感が、ここには全く存在しないことに驚いた。楽曲毎の振れ…
俺ね、いくら後ろ指指されようと鼻で笑われようともね、ClariSと宇多田ヒカルは日本が誇る邦楽的解釈エレポップの二大巨頭だと思っているの。本気で思っているの。この最新アルバムを聴いて、さらに確信を深めたよ。ClariSはエレポップ!エレクトロ的浮遊感…
午後はクラシック音楽を流しながら、ひたすらにデータベース構築の基礎作業を。データベースで何を管理するかって、クラシック音楽の手持ち音源でありますよ。どんな作曲家のどんな音源を誰の指揮で誰の演奏で…と、全く把握できていない状況に陥っておりまし…