Classical Music
チャイコフスキーの交響曲を聴く上でのコツというかツボが、まだうまく見つからず、そして定まっていない。つかみ所がないわけではなく、聴いていても右から左へと流れて言ってしまうのだよね。スルリと。それを流麗であると形容することは容易だけれども、…
昨晩から風邪ひきさんになっておりました。「ついに花粉症か?」といった症状だったために姉弟からは「そりゃ花粉症だよ」と言われていたものの、とうとうお腹を軽く下したので「こりゃ風邪だね」と。欠勤して一日中寝てました。ようやく18時も回って少々楽…
21時過ぎに椅子の上でダウン。その後幾度となく目を覚ましはしたものの、身体が動かず。結局1時前になってようやく頭と身体が連携してくれた。その後にこのマーラーを。自分にとってマーラーは日が昇っている時間に聴くものではないらしい。このような半端に…
ロシアが誇る作曲家、もう一丁。チャイコフスキーの交響曲集はオーマンディとパーヴォ・ヤルヴィで持っているのだけれども、それほど再生回数を重ねているわけでもない。なぜそこでヤンソンスなの?と問われても、大した答えにはなりませぬ。「持ってはいる…
自分の中ではとある理由があってラフマニノフの交響曲を聴いた。美しい。それは理解出来る。感覚としてもそのようにあるのだけれども、これが自分の趣味かと問われると、ややそことは外れる印象がある。これこそがロシア的な美の一端なのだろうとももちろん…
第一楽章、いかにもヤルヴィの指揮らしいティンパニの咆吼に対し、ストレートに大地の鳴動を想像させられてみたり。オーケストラをフルレンジに駆使する演奏に一瞬雑味めいたものをおぼえたのも事実なのだけれども、このスケール感で奏でられるシベリウスと…
帰宅するなりこれを。
今晩はこのラフマニノフが哀悼のための音楽と同時に、鎮魂歌であるかのように聞こえてくる。私がクラシック音楽に傾倒する頃には、もう第一線を退かれていらっしゃいましたね。小澤征爾さん、ご冥福をお祈りいたします。
バーンスタインによるベートーヴェンの交響曲をこれまで聴いてこなかった。本全集がHDtracksでディスカウントされていたこともあって、ひょいっと購入。とりあえずの所を聴いてみた。以下、そのインプレッション。バーンスタインはどこにも属していないかの…
多くは語るまいバーンスタインのベートーヴェンって聴いたことがないなー、などと思いながら、HDtracksからのディスカウント案内メールを開いたのが運の尽きだった。この価格を見たら、そりゃあねぇ…。
2024年最新型、文字通りのダンス・クラシック・ミュージック集。もちろん収録されている作品はクラシック音楽のそれ。作者不詳の古き楽曲から、1986年に発表された現代曲まで、幅広く世界を踊らせてきたクラシック音楽の数々を室内管弦楽団の編成とダニエル…
本日のクラシック音楽の締めくくりに、ですね。
ラフマニノフのこの第2楽章、アダージョってこんなにドラマティックで格好よかったのか。ユジャ・ワンの演奏が男気溢れる感覚で素敵すぎた。今日はなんかクラシック音楽のその聴き所のツボがいい具合に耳に残りますな。「聴こう!」という邪念なく聴けている…
少し風変わりな物を聴きたい気分だったのです。満足。
雪がその手を緩めずに降り続いている。明日はきっと劇的な銀世界。そのようなことを思い浮かべながらこれを。
シューマンのヴァイオリン協奏曲。ベートーヴェン的進行を頭の中でついつい期待して聴いてしまうと、ことごとくそれが裏切られる展開が面白い。テツラフって、ここまでリリカルに歌い上げるヴァイオリンを弾く人だったか。音の押し引き加減が心地よい。
窓の外、ますますもって派手な振りっぷりになってきた雪を見遣りながら。少し長めの電話なども途中でしたりして。ブルックナーの3番ってこんなに取っつきやすいものだったか?ああ、録音が非常に明瞭なのか。間接音をたっぷり含んだ録音もそれはそれで趣のあ…
「アグレッシヴなモーツァルトだなぁ」と思って我に返ればハイドンでありましたよ。第1番のフィナーレでそのようなボケをかます。それくらいには頭のボケている休みの日であります。
帰宅後に。これを聴く前に別の何かを聴いていたような気もするのだが。
20代の若かりし頃にカウンセラーから告げられた、私は自分に堕ちていくのが好きなのだと言う断言は、今でも心の中に錨のように深く沈んで私を絡め取っている。それは恐らく言葉によるトラウマのようなものであり。冬なのだ。
そう言った夜に。
立て続けにベートーヴェンの長調と言うことでこの第7番を。じっくりと楽しもうかと思っていたところ、気がついたら「元」CDラックの整理を始めていた。思えばこのCDラックも2回の引っ越しに耐え、一時は収容能力の700枚をフルに発揮し(それでも入りきらなか…
22時前に椅子の上で寝落ちをすれば、1時半頃に目が覚めるのも当然の事として。そんなこんなで深夜2時の起き抜けクラシック。ベートーヴェンの第8番は聴いた記憶があまりなく。一通り聴いてはいるはずなのだけれども、どうも第6番と頭の中で一緒になっている…
パロディとファニーさと取っつきやすさ。グラズノフって割と面白いと思うのよね。無理な力を入れずに聴ける一方で、しっかりとした重さはある。
酔い潰れ19時半に眠りに就けば、起きたのは1時。然もありなん。家族が寝静まった室内で静かに聴くラフマニノフ。これをチョイスしたことに特に理由はない。あまり再生回数を重ねていない作品を聴いてみようかと思っただけの話。ゆったりと曲が進行していく中…
ブルックナーを介して宇宙と交信すること1時間。爆音で聴いた。カッとなってやった。後悔はしていない。年末なのだから、立つ鳥は跡を濁しまくっても良い。どうせあと1日半で2023年はチャラだ。ともあれ。やっぱりブルックナーリスニングは、宇宙相手のクラ…
ジャケ買いをしていた演奏。指揮者についても楽団についても予備知識ゼロ。名を聞いたことすらない。終始華やかで軽快な第1番。心が晴れやかになってくるかのような明るさを持った演奏。重心こそ低くはないけれども、それがないことによって演奏の足枷から解…
ご無沙汰のクラシック音楽。明日の朝が早いので今晩は寝るのも早い。時間を逆算し、入浴するまでの時間が1時間半ほど空いたのでマーラーのこれをチョイス。指揮と演奏はヴァンスカとミネソタ管のそれで。マーラーマニアの友人はこの音源を「石橋を叩いて渡る…
病院へと紹介状を取りに出向く。すぐに帰宅し軽く遅い昼食を。そしてこれを流す。そのうちに眠気がやって来たので、抗うことなく目を閉じ、夢うつつの状態で聴くとはなしに聴いていた。
このブックルナーは長調だったのかと、今さらながらに気がついて聴いてはいたものの、第3楽章の半ばで眠りに吸い込まれ、最終楽章の残り1分程度のところで目を覚ます。やはり調子は良くないのだな。