Classical Music
平和の響きだよな、これ。争いごとに音楽を巻き込んではならないと思いながら聴いておりました。
エベーヌ弦楽四重奏団による2014年作品。ブラジルゆかりの音楽、もしくはブラジリアンミュージック的なアプローチでカヴァーをする企画アルバム。今の今までこのアルバムの存在を知りませんでした。今月のワーナークラシックのハイレゾアルバムプライスオフ…
「神格化」をすることは簡単な行為だけれども、それだけが全てではないこともまた事実である。などと考えながらも聴いていた。視野狭窄に陥ってはならない。音楽も同様。神格化されやすいものほど、もっと多角的に他を知らなければならない。見識を広めた上…
HDtracksから全品20%OFFセールのお知らせが届いていたので、何か買うものでもありはしないかとウィッシュリストを覗いてみたところ、この作品が埋もれていたので購入。ゲヴァントハウス管はネルソンスとのブルックナーティクルスから自分にとってのお気に入…
相当しばらくぶりに聴くセルさんのブラームスは、自分が勝手にイメージを膨らませていたよりも直線的だったのね。これは意外な収穫。クラシック音楽の自分の中にあるデータベースは、まったくもって脳内に定着されないものだから、しばし時間を置くと完全に…
限界を突破して破裂して、かといって何かに当たるわけにも行かず。爆音でベートーヴェンのこれを。短い時間でサクッと聴いてサクッと満足感を得るにはこれよ。ベタでもド定番でもこれよ。あえてフィリップ・ジョルダンの指揮で聴く。楽器をブンブン回すコン…
次は何を聴こうかとタブレットの画面をスクロールさせていったら、このチェロのジャケットが目に止まったので再生。中身がどのようなものであったかは全く覚えていなかった。理解しようとすると難解なコダーイではあるけれども、この無伴奏チェロで感じるこ…
改めて聴いてみると、この第4番はブルックナーに近しいものがあるな。それだから自分はシベリウスとブルックナーを両翼として好んでいるのかしらん。そこまで掘り下げて考えたことはなかったが。そのようなことを考えつつ食事を摂りながら、この泥のようにま…
ブルックナーをスピーカーで聴くのは久しぶりのような気がする。お気に入りのネルソンスではなく、自分にとってのブルックナー入門だったヴァントとケルン放送交響楽団のそれで。演奏に引き込まれる。パリッとたくましい金管、ふくよかかつ柔和な木管、歯切…
室内楽でもこの分かりやすさ。ベートーヴェン、すごい。と、子供じみた感想はともかくとして。ボリュームを絞ってこのような室内楽を聴いてみても、音がしっかりとスピーカーから耳へと届くのです。見直したオーディオシステム、いや、配線のようなものは大…
なんとも多幸感あふれるベートーヴェンであることよ。ピアノもオーケストラも澱みのない幸せを歌い上げている。バーンスタインのカラーがそうさせているのか、ツィメルマンのピアノがあまりにも美しくかつ力強く、そのアンビバレンツな両端を取りながらも鳴…
あまり聴いていないこの音源に目が止まったのですよ。ニールセン。なぜに持っているかと言えば、その当時、パーヴォ・ヤルヴィにどハマりしていたからですね。ニールセンには「何だかよく分からない」という印象を持ち続けていたのだけれども、それは経験と…
前回この演奏を聴いた際には相当ひどいことを書いてましたね。今回はチマチマとした作業をしながら、それでいてじっくりと聴くことができました。ふくよかさと言った要素を求めるとやや物足りなさを覚えるかもしれないのだけれども、これはこれで現代的にソ…
聴いてはいたが、眠い。もうお昼になると言うのに、まだ頭の中がボンヤリとしている。完全オフ日なのでそんなものかもしれない。
続いてはツィメルマンの初期レコーディングのショパンを。こちらもやはり高校時代からの友人、経済学者の執筆原稿を読ませてもらいながら。オンラインで、しかもこのような山の中で書き立てほやほやの原稿を読ませてもらえるとは、すごい、いや、恐ろしい時…
朝食を摂りながら。ベートーヴェンのピアノ協奏曲についての話から、グールドの演奏スタイルについてまでなど、ピアノに関連する会話を交わす。ドライバーはピアノ弾きなので。アシュケナージに関して「美しさと力強さとを直線上の両端にプロットすると、そ…
朝5時起床。気温-8℃。室温1℃。本日の朝一に、ヘッドホンにて。ドライバーはまだ眠っている。友人の出版物原稿を読みながら聴いていた。コンテナ輸送を題材にした興味深い内容。
窓の外はこの時期のこの土地らしからぬ穏やかな晴れ。日が徐々に傾き始める中、これをゆったりと流してはコーヒーなぞ。心の中も穏やかな年末の一時。
これを流しながら昼食を。今日の山荘はなんとなくクラシックで攻めております。自室では味わえない音の広がりが楽しいのです。
続いてはピアノ協奏曲で。現地に到着した瞬間、この作品の冒頭部が頭の中に降りてきたのだよね。
山荘到着、諸々のセットアップを済ませた後の一発目の再生に。さて、今日から3日間、鳴らしたりKindle読書をしたりして徹底的にこもりますよ。温泉には入るけど。
長い一日…いや、二日間の高揚した精神を鎮静させるがごとく。映像物を2本立て続けで観ている時点で、相当にキてましたね。それも相当に盛り上がって見ていましたし。クライバーのこれを聴いて、ようやく自分が落ち着いて来たのを実感します。クラシック音楽…
ほとんど耳を通していないクラシック作品を。バルトークのピアノ協奏曲集とは、まぁ、これを購入した時の自分は相当に欲しがり欲が強かったのか、取りあえず気になったものは何でも買っておけ、だったのか。今だったら間違っても購入していない。ともあれ中…
あまり聴き進めることのできていない手持ちのヴァイオリン協奏曲の音源を、と言うことであれこれつまんでみたのだけれども、どうも自分の耳にしっくり来ない。オケが眠いかヴァイオリンの音そのものが自分の好みではない、耳が喜ばないと言った音源ばかりに…
かような真夜中であっても、アシュケナージは時空を超えて、私のためだけにチャイコフスキーを奏でてくれる。これを至福と言わずしてなんと言う。
モーツァルトの響きと調べで、音をゆっくりと身体に染み渡らせるのです。やはりどこか疲れているのだな。
フルオーケストラ物のとある交響曲を流しかけたのだけれども、妙に今は重く感じられたのでパスした次第。こんな時には室内管弦楽団での演奏だよね。と言うことで、このシューマンを。舞うがごとく軽やかに。滑るがごとく流麗に。時に慎み深く微笑みかけ、時…
なにかと鬱屈した気分になりがちなので、つとめて明るくシューベルトを。
つまらないくせに手がかかる業務をこなしきって後、時計を見ると残り30分。アディショナルタイムを決め込んで仕事は事実上の切り上げ。そうと決まればとこれを再生し始める。ベートーヴェンのオーケストラ絡みの作品は、極端な弱音部が存在しないので聴きや…
夜に飽きてきたのでヤコブ・リンドベルイによるリュートの演奏などを。そんな夜に音を染み渡らせるわけですよ。ある意味おいては夜にノってきたとも言えるセレクトかな。