音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Classical Music

クラシック音楽記事一覧

ベートーヴェン:交響曲第6番&第8番 / フィリップ・ジョルダン, ウィーン交響楽団 (2020 44.1/16)

フィリップ・ジョルダン2連発。そして陽が昇る。土曜日の朝か。

ブラームス:交響曲第1番 / フィリップ・ジョルダン, ウィーン交響楽団 (2020 96/24)

長時間寝落ちからの復帰後に。「ブラームスは絶対にベートーヴェンマニアだったよね」と思いながら聴いたとかなんとか。それはさておき。寝落ち前に室内オケによる最新型のブラームス録音を少し聴いたのだけれども、軽めのボディにスイスイと進む小気味よさ……

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 / ラルス・フォークト, ロイヤル・ノーザン・シンフォニア (2017 48/24)

ラルス・フォークト。サイモン・ラトルとの共演音源は持っていたのです。自分のライブラリの中で完全に埋もれていたピアニストでありました。ひょんなことから音楽配信サイトでその名が目にとまり、「あれ?この人の演奏持っていたよな?」と漁ってみたら出…

ベートーヴェン:交響曲第7番 / パーヴォ・ヤルヴィ, ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン (2006 44.1/16)

ドイツ・カンマーフィルのキモはこのバネの強さと鋭さにあるよね。先に聴いた、近年レコーディングのペルトコスキのモーツァルトと言い、もう20年ほど前になる(!)パーヴォ・ヤルヴィによるこのベートーヴェンと言い、その個性はとにかく瞬発力にあるよな…

モーツァルト:交響曲第35番《ハフナー》&第36番《リンツ》&第40番 / タルモ・ペルトコスキ, ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団 (2024 96/24)

2000年生まれの俊英コンダクター、タルモ・ペルトコスキとドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団によるモーツァルトの交響曲集。ドイツ・グラモフォンからのリリース。全編を通して解像度の高い、カリッとした仕上がりのモーツァルト。モーツァルトだか…

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 / ジャニーヌ・ヤンセン, クラウス・マケラ, オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 (2024 96/24)

シベリウスのヴァイオリン協奏曲とは、これほどまでに鋭く、接するに恐ろしい表情を持った曲だったのか。今の今までその側面を知らず、気付かずに聴いていたのかもしれない。終始ヴァイオリンの音色に緊迫感が漂ってることと、オケを含め、その音に聴き手の…

ショパン:ピアノ協奏曲第1番 / マルタ・アルゲリッチ, クラウディオ・アバド, ロンドン交響楽団 (1968/2021 192/24)

「雨音はショパンの調べ」なる曲がかつてありましたが、アルゲリッチのショパンは見事な降りっぷりのそれであることよ、と思ったとか思わなかったとか。ま、第2楽章では見事にスコンと寝落ちしていたのだけど。となると、確かにこれは雨音だったのか、ともね…

マーラー:交響曲第5番 / グスターボ・ドゥダメル, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2018/2022 96/24)

さて、私の週末の始まりです。まずはこれから。マーラーの定番的指揮者からあえて離れて、ドゥダメルの指揮で。葬送行進曲で始まることと、独自の解釈の難解さからマーラーは暗いものと思われがちのような気がするのだけれども、この曲に関して言えば、生命…

ドヴォルザーク:交響曲第8番 / グスターボ・ドゥダメル, ロサンゼルス・フィルハーモニック (2022 96/24)

本日のクラシック三昧はこの辺までかしらね。ラストに明快なパワーを頂きましょう。本当にドゥダメルのドヴォルザークは生きる活力、すなわち生命力に満ちあふれていることよ!今この瞬間の自分に欠乏してるのはこれだ。

メンデルスゾーン : ヴァイオリン協奏曲&序曲「フィンガルの洞窟」&交響曲第5番 / イザベル・ファウスト, パブロ・エラス=カサド, フライブルク・バロック・オーケストラ (2017 96/24)

「ヴァイオリン協奏曲」 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、自分が語るまでもないあの有名な旋律を有した、ヴァイオリン協奏曲と名のつく作品の中ではトップクラスの知名度を持つだろう楽曲ではあるけれども、そのあまりものベタさ加減になのかなんな…

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 / ユリア・フィッシャー, ヤコフ・クライツベルク, オランダ室内管弦楽団 (2011/2019 96/24)

この手のモーツァルトはテクニックはもちろんのこと、軽やかさであったり、場合によってはこのユリア・フィッシャーの演奏のようにチャーミングさがあると、より聴き手である自分にとっての、音を楽しむための自由度が高まるのだと、今さっき悟った次第。

メンデルスゾーン:交響曲第4番&第5番 / パーヴォ・ヤルヴィ, チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 (2024 96/24)

聴くとはなしに聴いております。と言うのも、実は昨日から重い鼻炎にみまわれて、鼻周りのあまりもの諸症状の酷さに温泉を上がった後に薬局まで車を出してもらい、薬を買ってきて服用した次第。それでも完全にはスッキリしていないのです。もともとゴールデ…

シューマン:交響曲第3番 / サー・サイモン・ラトル, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2014 192/24)

朝食時のバックに。去年の今頃も、同様にこのアルバムで朝食を摂っていたな。それだけ自分にとっての山荘の朝食のイメージが浮かぶ作品なのだろう。

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番~第5番 / ルノー・カピュソン, ローザンヌ室内管弦楽団 (2023 96/24)

ゆっくりと朝食を摂りながらこれを。

シベリウス:交響曲第2番 / クラウス・マケラ, オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 (2022 96/24)

マケラのシベ2を聴くのは実に初めてのこと。冒頭から透明感と温かみのある、そして背筋の伸びた演奏に感銘を受ける。指揮者のノリにオケを乗せて率いるスタイルとは異なり、じっくりと真面目にスコアに取り組み、共に練り上げていくかのごとく音が進んで行く…

ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集 / ジュリアーノ・カルミニョーラ, シャンゼリゼ管弦楽団 (2012/2018 44.1/16)

引越のあれこれ、もうダメポかもしれない。心と身体の芯から、奥底から、私はほとほと疲れ果てました。もう動けない。そうだ、ハイドン聴こう。あ、本当にクラシックはこう言う時に効く。速攻で頭の中が復活してきた。頭の中の凝りが解きほぐれていくのを実…

マーラー:交響曲第6番 / キリル・ペトレンコ, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2020 96/24)

あー、よく寝た。

チャイコフスキー:交響曲第4番 / パーヴォ・ヤルヴィ, チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 (2021 44.1/16)

チャイコフスキーの交響曲を聴く上でのコツというかツボが、まだうまく見つからず、そして定まっていない。つかみ所がないわけではなく、聴いていても右から左へと流れて言ってしまうのだよね。スルリと。それを流麗であると形容することは容易だけれども、…

メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」 / パーヴォ・ヤルヴィ, チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 (2024 96/24)

昨晩から風邪ひきさんになっておりました。「ついに花粉症か?」といった症状だったために姉弟からは「そりゃ花粉症だよ」と言われていたものの、とうとうお腹を軽く下したので「こりゃ風邪だね」と。欠勤して一日中寝てました。ようやく18時も回って少々楽…

マーラー:交響曲第6番 / キリル・ペトレンコ, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2020 96/24)

21時過ぎに椅子の上でダウン。その後幾度となく目を覚ましはしたものの、身体が動かず。結局1時前になってようやく頭と身体が連携してくれた。その後にこのマーラーを。自分にとってマーラーは日が昇っている時間に聴くものではないらしい。このような半端に…

チャイコフスキー:交響曲第6番 / マリス・ヤンソンス, バイエルン放送交響楽団 (2004/2020 44.1/16)

ロシアが誇る作曲家、もう一丁。チャイコフスキーの交響曲集はオーマンディとパーヴォ・ヤルヴィで持っているのだけれども、それほど再生回数を重ねているわけでもない。なぜそこでヤンソンスなの?と問われても、大した答えにはなりませぬ。「持ってはいる…

ラフマニノフ:交響曲第2番 / エフゲニ・スヴェトラーノフ, ロシア国立交響楽団 (1996 44.1/16)

自分の中ではとある理由があってラフマニノフの交響曲を聴いた。美しい。それは理解出来る。感覚としてもそのようにあるのだけれども、これが自分の趣味かと問われると、ややそことは外れる印象がある。これこそがロシア的な美の一端なのだろうとももちろん…

シベリウス:交響曲第1番 / パーヴォ・ヤルヴィ, パリ管弦楽団 (2018 DSD64)

第一楽章、いかにもヤルヴィの指揮らしいティンパニの咆吼に対し、ストレートに大地の鳴動を想像させられてみたり。オーケストラをフルレンジに駆使する演奏に一瞬雑味めいたものをおぼえたのも事実なのだけれども、このスケール感で奏でられるシベリウスと…

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 / クリスチャン・ツィメルマン, レナード・バーンスタイン, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1992/2016 44.1/16)

帰宅するなりこれを。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 / クリスチャン・ツィメルマン, 小澤征爾, ボストン交響楽団 (2000/2016 44.1/16)

今晩はこのラフマニノフが哀悼のための音楽と同時に、鎮魂歌であるかのように聞こえてくる。私がクラシック音楽に傾倒する頃には、もう第一線を退かれていらっしゃいましたね。小澤征爾さん、ご冥福をお祈りいたします。

ベートーヴェン:交響曲第3番~第6番 / レナード・バーンスタイン, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1980/2020 192/24)

バーンスタインによるベートーヴェンの交響曲をこれまで聴いてこなかった。本全集がHDtracksでディスカウントされていたこともあって、ひょいっと購入。とりあえずの所を聴いてみた。以下、そのインプレッション。バーンスタインはどこにも属していないかの…

俺、50になったら、本当に、散財やめるんだ…

多くは語るまいバーンスタインのベートーヴェンって聴いたことがないなー、などと思いながら、HDtracksからのディスカウント案内メールを開いたのが運の尽きだった。この価格を見たら、そりゃあねぇ…。

Dance! / ダニエル・ホープ, チューリヒ室内管弦楽団 (2024 96/24 Amazon Music Unlimited)

2024年最新型、文字通りのダンス・クラシック・ミュージック集。もちろん収録されている作品はクラシック音楽のそれ。作者不詳の古き楽曲から、1986年に発表された現代曲まで、幅広く世界を踊らせてきたクラシック音楽の数々を室内管弦楽団の編成とダニエル…

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番&第5番 / ルノー・カピュソン, ローザンヌ室内管弦楽団 (2023 96/24)

本日のクラシック音楽の締めくくりに、ですね。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 / ユジャ・ワン, グスターボ・ドゥダメル, ロサンゼルス・フィルハーモニック (2023 96/24)

ラフマニノフのこの第2楽章、アダージョってこんなにドラマティックで格好よかったのか。ユジャ・ワンの演奏が男気溢れる感覚で素敵すぎた。今日はなんかクラシック音楽のその聴き所のツボがいい具合に耳に残りますな。「聴こう!」という邪念なく聴けている…