音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

Classical Music

クラシック音楽記事一覧

J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 / コープマン (1987/1999 CD-DA)

ミケランジェリのショパンを聴き終える頃には、心も体も一皮剥けたかのようにスッキリとしていた。もう1枚、身体に滋養を与えるがごとく、コープマンによるバッハを。闊達たるハープシコードの響きで心を満たす一時。

ショパン・リサイタル / ミケランジェリ (1972/2020 UHQCD)

膿んだ疲れのようなものがたまっている感覚のまま、椅子に身体を沈めてヘッドホンでこれを。時間が進むにつれ、眠っているのか覚醒しているのか自分でも分からない境界線に乗り、音だけが自分の世界の全てになる。ミケランジェリのピアノが誘う、ショートト…

シベリウス:交響曲第4番 / ベルグルンド, ボーンマス交響楽団 (1975/2017 SACD)

厳寒の中に春を望むかのごとくモチーフも垣間見える。その明るさへの兆しに対して、一縷の望みをつなぐ思いの表れであるかのような。たとえ今は、深い雪と闇に閉ざされた世界にいたとしても。

ベートーヴェン:4大ピアノソナタ / ヴィルヘルム・ケンプ (1964-1965/2019 96/24 Blu-ray Audio)

ふとベートーヴェンの4大ピアノソナタを聴いてみようと思い立ち。これが70歳になっていたピアニストの演奏なのかと、惚れ惚れするほどの音色。老成と言う単語はよい意味で使われるものなのだなと実感。

ブルックナー:交響曲第6番 / ネルソンス, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2019 192/24)

なんとなく流しているだけのブルックナーと言うのも、またオツなもので。ガッツリと聴く時にはボリュームをそれなりに上げて聴くのだけれども、ボリュームを絞ってボンヤリと聴いているのもまたよろしいもので。そんな感じの夜であります。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 / グルダ, シュタイン, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1970,1971/2016 SHM-SACD)

寝落ちの後に、ダラダラと何が欲しいわけでもなくヤフオクのSACDを物色しながら。で、結局、欲しいと思った物は、ヤフオクではなくブックオフオンラインで購入した方がお得だったと言うオチ。そのように手配いたしました。音楽はただのBGMとして。

R.シュトラウス:交響詩ドン・キホーテ, ティル・オイレンシュピーゲル, ばらの騎士 / ヤルヴィ(パーヴォ), NHK交響楽団 (2016 SACD)

R.シュトラウスはまだまだ自分の聴き込みが足りない作曲家。聴いていて面白いと感じるようにはなってきたのだけれども。そんなに焦って色々と聴く必要もないので、まぁ、ノンビリとやりますが。

ブルックナー:交響曲第3番 / マゼール, バイエルン放送交響楽団 (1999/2010 CD-DA)

ブルックナーは超一流指揮者が超一流オケを率いて演奏したものももちろんよいのだけれども、少し変態っぽい指揮者が、地方都市のオケを率いて演奏したものに、結構面白い熱演のような録音が多いような気がするのは、あくまでも気のせいかしら?なんとなく、…

シベリウス:交響曲第1番・第5番 / マゼール, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1963,1966/2015 96/24 Blu-ray Audio)

自分がクラシック音楽に傾倒した理由は「感動の原動力」がそこにあるからだと認識させられた、マゼール指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるシベリウス。1963年に録音された第1番と1966年に録音された第5番を聴いた。いずれも2015年リマスタ。Blu…

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 / フルニエ (1961/2019 192/24 Blu-ray Audio)

本日は家族が家にいない昼間を過ごせる日。すなわちクラシック音楽を聴くには最適な日。フルニエによるチェロの響きをじっくりと堪能したり、何かの作業をしながら耳に入れていたり。たまにハッとさせられるフレーズやら、お茶目なフレーズやらが飛び出して…

ヤン・アントニーン・ロジー:黄金の音符 / ヤコブ・リンドベルイ (2019 SACD)

未明に耳を傾けるリュートの音色。夜はしんしんと積もる雪のように深まり。

ブルックナー:交響曲第7番 / ネルソンス, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2018 192/24)

ブルックナー第7番はじっと40分以上耐え忍び、そして、その後の解放感を楽しむためにある…とか思ったり思わなかったり。でも、いい演奏なのだよな、これが。

ロドリーゴ:アランフェス協奏曲、ある貴紳のための幻想曲、マドリガル協奏曲 / イエペス, ナバーロ, フィルハーモニア管弦楽団, イギリス室内管弦楽団 (1977,1979/2015 SACD)

6年前に背伸びをして買った作品。何度か聴いて、当時なりによいと思ってはいたのだけれども、いつの間にか死蔵品になっていた。ふとラックの片隅にこいつがいるのを発見して、再生してみると。俄然いいですね。購入当時に聴いていた時とは全く印象が異なる。…

ドヴォルザーク:交響曲第6番 / クーベリック, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1972/2018 SACD)

ふと、自分がすっかりクラシックファンになっている事を実感した。何を今さら?と言われそうだけれども。20年前「どんな音楽も好きだけれど、クラシックだけは聴けない」と宣言していた若輩者がオッサンになった今、クラシックファンであることを宣言してる…

マーラー:交響曲第6番 / ジンマン, チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 (2007/2011 SACD)

日付が変わってのマーラー6番。10日ほどぶりのクラシックタイム。ジンマンとトーンハレ管による演奏をパッケージしたSACDは、ヘッドホンでも極上の音空間を伝えてくれる。したがって難曲と言われるこの作品も、美しいと感じ入っている間に終わってしまう。オ…

ブルックナー:交響曲第3番 / ネルソンス, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2017 96/24)

格好いいものを格好いいと言って何が悪いという問答無用さ。パキッとした輪郭を描き、それでいて音はふくよかに。それを格好いいと言いたい。

マーラー:交響曲第4番 / ジンマン, チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 (2008/2011 SACD)

以前、ヴァンスカでこの作品を聴いた時と全く同じ印象。非常にあっさりと終わってしまう。考え事やら作業やらをしていたら、いつの間にか終わっていた。そもそもがそう言う作品なのだろうか。あっさり目な。

シベリウス:交響曲第1番 / ヴァンスカ, ミネソタ管弦楽団 (2013 SACD)

深夜のシベリウス。少しずつではあるけれども、指揮者によるシベリウス作品に対しての解釈の違いが分かるようになってきたような気がする。その指揮者が何に重きを置いてシベリウスと対峙しているかが見えてきたとでも言えばいいか。それは自分の主観を多分…

ベートーヴェン:交響曲第9番 / ヤルヴィ(パーヴォ), ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン (2006/2013 SACD)

第九なんて滅多に聴かない自分ですが、今年は何となく聴いておこうかと。さて、本当に今年は終わり。2020年。1年間お疲れさまでした、自分。

ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集 / ジャン・ロンドー (2018 96/24)

米津玄師の次にはこのアルバムを流しながら「2020撰」を書いておりました。ジャン・ロンドーには本当にこの夏、助けられたわぁ。

シューマン:交響曲第2・3番 / ホリガー, ケルンWDR交響楽団 (2012/2018 FLAC)

これを流しながら、ずっとkindleで『銀の匙』読んでましたよ。一気に3冊ほど読んでしまったので、この後休憩。マンガを読む時の自分の悪いクセで、ストーリーを噛みしめる前に先へ先へと進んでしまうのだよね。それでも相当噛みしめて読んではいると思うので…

ブラームス:交響曲第2番 / ヨッフム, ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (1976/2017 SACD)

20時に寝落ちして、0時過ぎに目を覚ます。1時間ほどボンヤリとして、ボンヤリとしたままラックを眺め、ボンヤリとしたままこれを聴く。途中、一時停止させてコーヒーを淹れ、ようやく頭に活力が巡ってくる午前2時。マグカップの中のコーヒーが半分ほどになる…

フォーレ:室内楽曲全集 / エベーヌ四重奏団, 他 (2011 CD-DA)

Disc2、チェロとピアノのためのソナタを。ゴーティエ・カピュソンのチェロが聴きたかったのでね。この全集もほぼそれが目的で購入したようなもの。午前4時台になりました。

J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲, シンフォニア, 序曲とソナタ集 / ファウスト, ベルリン古楽アカデミー (2019 SACD)

頭の中で言葉遊びをしながら。夜更けの贅沢。思考の無駄遣いとも言う。

ベートーヴェン:フルートのための室内楽作品集 / エマニュエル・パユ (2020 96/24)

ガッツリと寝落ちをかました後の真夜中に。こういった時間に室内楽に耳を傾けていると、徐々に自分の心が自分と対面させられていくような感覚にとらわれる。よしなし事を考えている時間もまた年末にはふさわしいなどと考えながら。2020年はクラシック音楽に…

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 / アシュケナージ, ショルティ, シカゴ交響楽団 (1973/2018 96/24 Blu-ray Audio)

暇すぎてヤケになったので、これを全曲ぶっ通しで聴いてやろうかと。先程から再生し始めました。途中、シャワー休憩、晩ご飯休憩をはさみつつ、さて、本当に通して聴けるのかな。全てはアシュケナージの聴きやすさにかかっています。あと、Blu-rayオーディオ…

シベリウス:交響曲第1番 / マゼール, ピッツバーグ交響楽団 (1993/2011 FLAC)

ロリン・マゼール『Great Recordings』(30CDs)より。パキッとした見通しのよい明晰な演奏。マゼールによるシベリウスの、その音楽としての存在も上質なものではないかと。これを聴きながら考えていた。音楽性の真髄、例えば作曲家が求めたであろう精神性など…

ブラームス: 交響曲第3番 / フィリップ・ジョルダン, ウィーン交響楽団 (2020 96/24)

夕方に頭と身体のスイッチが同時に切れる。それまでの経験したことがないような躁状態がようやく落ち着く。21時頃まで椅子の上で眠りに落ち、起き上がると穏やかな状態。食事を摂り、少しばかりぼけっとした後にこのブラームス。すっかりカームダウンしてい…

ハープシコードの世界 / コープマン (1980/2018 FLAC)

ハープシコードが楽器によってこれほどまでに音色が異なるものであったとは。正にハープシコードと言える音色の楽器から、まるでギターと聴きまごうような楽器まで。楽曲、演奏の幅広さはもちろんのこと、そのような表情まで持っていたとは。それを弾きわけ…

ブルックナー:交響曲第6番 / ネルソンス, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2019 192/24)

聴きやすい。が、平易であると言う意味ではない。もちろん平板な演奏であるはずもない。あくまでも立体的に。そして、ブルックナーと言う取っつきにくさを背負って歩いているような作曲家の作品に、愛情を注いで分かりやすく提示しているかのような解釈。こ…