音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Classical Music

クラシック音楽記事一覧

チャイコフスキー:交響曲第4番 / パーヴォ・ヤルヴィ, チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 (2021 44.1/16)

チャイコフスキーの交響曲を聴く上でのコツというかツボが、まだうまく見つからず、そして定まっていない。つかみ所がないわけではなく、聴いていても右から左へと流れて言ってしまうのだよね。スルリと。それを流麗であると形容することは容易だけれども、…

メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」 / パーヴォ・ヤルヴィ, チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 (2024 96/24)

昨晩から風邪ひきさんになっておりました。「ついに花粉症か?」といった症状だったために姉弟からは「そりゃ花粉症だよ」と言われていたものの、とうとうお腹を軽く下したので「こりゃ風邪だね」と。欠勤して一日中寝てました。ようやく18時も回って少々楽…

マーラー:交響曲第6番 / キリル・ペトレンコ, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2020 96/24)

21時過ぎに椅子の上でダウン。その後幾度となく目を覚ましはしたものの、身体が動かず。結局1時前になってようやく頭と身体が連携してくれた。その後にこのマーラーを。自分にとってマーラーは日が昇っている時間に聴くものではないらしい。このような半端に…

チャイコフスキー:交響曲第6番 / マリス・ヤンソンス, バイエルン放送交響楽団 (2004/2020 44.1/16)

ロシアが誇る作曲家、もう一丁。チャイコフスキーの交響曲集はオーマンディとパーヴォ・ヤルヴィで持っているのだけれども、それほど再生回数を重ねているわけでもない。なぜそこでヤンソンスなの?と問われても、大した答えにはなりませぬ。「持ってはいる…

ラフマニノフ:交響曲第2番 / エフゲニ・スヴェトラーノフ, ロシア国立交響楽団 (1996 44.1/16)

自分の中ではとある理由があってラフマニノフの交響曲を聴いた。美しい。それは理解出来る。感覚としてもそのようにあるのだけれども、これが自分の趣味かと問われると、ややそことは外れる印象がある。これこそがロシア的な美の一端なのだろうとももちろん…

シベリウス:交響曲第1番 / パーヴォ・ヤルヴィ, パリ管弦楽団 (2018 DSD64)

第一楽章、いかにもヤルヴィの指揮らしいティンパニの咆吼に対し、ストレートに大地の鳴動を想像させられてみたり。オーケストラをフルレンジに駆使する演奏に一瞬雑味めいたものをおぼえたのも事実なのだけれども、このスケール感で奏でられるシベリウスと…

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 / クリスチャン・ツィメルマン, レナード・バーンスタイン, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1992/2016 44.1/16)

帰宅するなりこれを。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 / クリスチャン・ツィメルマン, 小澤征爾, ボストン交響楽団 (2000/2016 44.1/16)

今晩はこのラフマニノフが哀悼のための音楽と同時に、鎮魂歌であるかのように聞こえてくる。私がクラシック音楽に傾倒する頃には、もう第一線を退かれていらっしゃいましたね。小澤征爾さん、ご冥福をお祈りいたします。

ベートーヴェン:交響曲第3番~第6番 / レナード・バーンスタイン, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1980/2020 192/24)

バーンスタインによるベートーヴェンの交響曲をこれまで聴いてこなかった。本全集がHDtracksでディスカウントされていたこともあって、ひょいっと購入。とりあえずの所を聴いてみた。以下、そのインプレッション。バーンスタインはどこにも属していないかの…

俺、50になったら、本当に、散財やめるんだ…

多くは語るまいバーンスタインのベートーヴェンって聴いたことがないなー、などと思いながら、HDtracksからのディスカウント案内メールを開いたのが運の尽きだった。この価格を見たら、そりゃあねぇ…。

Dance! / ダニエル・ホープ, チューリヒ室内管弦楽団 (2024 96/24 Amazon Music Unlimited)

2024年最新型、文字通りのダンス・クラシック・ミュージック集。もちろん収録されている作品はクラシック音楽のそれ。作者不詳の古き楽曲から、1986年に発表された現代曲まで、幅広く世界を踊らせてきたクラシック音楽の数々を室内管弦楽団の編成とダニエル…

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番&第5番 / ルノー・カピュソン, ローザンヌ室内管弦楽団 (2023 96/24)

本日のクラシック音楽の締めくくりに、ですね。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 / ユジャ・ワン, グスターボ・ドゥダメル, ロサンゼルス・フィルハーモニック (2023 96/24)

ラフマニノフのこの第2楽章、アダージョってこんなにドラマティックで格好よかったのか。ユジャ・ワンの演奏が男気溢れる感覚で素敵すぎた。今日はなんかクラシック音楽のその聴き所のツボがいい具合に耳に残りますな。「聴こう!」という邪念なく聴けている…

バルトーク:ピアノ協奏曲第1番 / ピエール=ロラン・エマール, エサ・ペッカ・サロネン, サンフランシスコ交響楽団 (2023 192/24)

少し風変わりな物を聴きたい気分だったのです。満足。

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 / ヒラリー・ハーン, マレク・ヤノフスキ, オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 (2002/2015 44.1/16)

雪がその手を緩めずに降り続いている。明日はきっと劇的な銀世界。そのようなことを思い浮かべながらこれを。

シューマン:ヴァイオリン協奏曲 / クリスティアン・テツラフ, パーヴォ・ヤルヴィ, フランクフルト放送交響楽団 (2011/ 2019 44.1/16)

シューマンのヴァイオリン協奏曲。ベートーヴェン的進行を頭の中でついつい期待して聴いてしまうと、ことごとくそれが裏切られる展開が面白い。テツラフって、ここまでリリカルに歌い上げるヴァイオリンを弾く人だったか。音の押し引き加減が心地よい。

ブルックナー:交響曲第3番 / フランソワ=グザヴィエ・ロト, ケルン・ギュルツェニッヒ管弦楽団 (2024 192/24)

窓の外、ますますもって派手な振りっぷりになってきた雪を見遣りながら。少し長めの電話なども途中でしたりして。ブルックナーの3番ってこんなに取っつきやすいものだったか?ああ、録音が非常に明瞭なのか。間接音をたっぷり含んだ録音もそれはそれで趣のあ…

ハイドン:チェロ協奏曲&ヒンデミット:葬送音楽 / クリスチャン・ポルテラ, ミュンヘン室内管弦楽団 (2022 44.1/16)

「アグレッシヴなモーツァルトだなぁ」と思って我に返ればハイドンでありましたよ。第1番のフィナーレでそのようなボケをかます。それくらいには頭のボケている休みの日であります。

ベートーヴェン:交響曲第3番 / アンドリス・ネルソンス, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (2019 96/24)

帰宅後に。これを聴く前に別の何かを聴いていたような気もするのだが。

シマノフスキ:ピアノ作品集 / クリスチャン・ツィメルマン (2022 96/24 Amazon Music Unlimited)

20代の若かりし頃にカウンセラーから告げられた、私は自分に堕ちていくのが好きなのだと言う断言は、今でも心の中に錨のように深く沈んで私を絡め取っている。それは恐らく言葉によるトラウマのようなものであり。冬なのだ。

リスト:ピアノ協奏曲第1番 / クリスチャン・ツィメルマン, 小澤征爾, ボストン交響楽団 (1988/2011 44.1/16)

そう言った夜に。

ベートーヴェン:交響曲第7番 / オスモ・ヴァンスカ, ミネソタ管弦楽団 (2009 44.1/16)

立て続けにベートーヴェンの長調と言うことでこの第7番を。じっくりと楽しもうかと思っていたところ、気がついたら「元」CDラックの整理を始めていた。思えばこのCDラックも2回の引っ越しに耐え、一時は収容能力の700枚をフルに発揮し(それでも入りきらなか…

ベートーヴェン:交響曲第8番 / クラディオ・アバド, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2001/2018 44.1/16)

22時前に椅子の上で寝落ちをすれば、1時半頃に目が覚めるのも当然の事として。そんなこんなで深夜2時の起き抜けクラシック。ベートーヴェンの第8番は聴いた記憶があまりなく。一通り聴いてはいるはずなのだけれども、どうも第6番と頭の中で一緒になっている…

グラズノフ:交響曲第5番 / ホセ・セレブリエール, ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 (2018 44.1/16)

パロディとファニーさと取っつきやすさ。グラズノフって割と面白いと思うのよね。無理な力を入れずに聴ける一方で、しっかりとした重さはある。

ラフマニノフ:交響曲第2番 / エフゲニ・スヴェトラーノフ, ロシア国立交響楽団 (1996 44.1/16)

酔い潰れ19時半に眠りに就けば、起きたのは1時。然もありなん。家族が寝静まった室内で静かに聴くラフマニノフ。これをチョイスしたことに特に理由はない。あまり再生回数を重ねていない作品を聴いてみようかと思っただけの話。ゆったりと曲が進行していく中…

ブルックナー:交響曲第3番 / アンドリス・ネルソンス, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2017 96/24)

ブルックナーを介して宇宙と交信すること1時間。爆音で聴いた。カッとなってやった。後悔はしていない。年末なのだから、立つ鳥は跡を濁しまくっても良い。どうせあと1日半で2023年はチャラだ。ともあれ。やっぱりブルックナーリスニングは、宇宙相手のクラ…

シューマン:交響曲第1番&第3番 / フィリップ・ヘレヴェッヘ, アントワープ交響楽団 (2023 96/24)

ジャケ買いをしていた演奏。指揮者についても楽団についても予備知識ゼロ。名を聞いたことすらない。終始華やかで軽快な第1番。心が晴れやかになってくるかのような明るさを持った演奏。重心こそ低くはないけれども、それがないことによって演奏の足枷から解…

マーラー:交響曲第5番 / オスモ・ヴァンスカ, ミネソタ管弦楽団 (2017 96/24)

ご無沙汰のクラシック音楽。明日の朝が早いので今晩は寝るのも早い。時間を逆算し、入浴するまでの時間が1時間半ほど空いたのでマーラーのこれをチョイス。指揮と演奏はヴァンスカとミネソタ管のそれで。マーラーマニアの友人はこの音源を「石橋を叩いて渡る…

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番&第5番 / ピエール=ロラン・エマール, ニコラウス・アーノンクール, ヨーロッパ室内管弦楽団 (2003 44.1/16)

病院へと紹介状を取りに出向く。すぐに帰宅し軽く遅い昼食を。そしてこれを流す。そのうちに眠気がやって来たので、抗うことなく目を閉じ、夢うつつの状態で聴くとはなしに聴いていた。

ブルックナー:交響曲第6番 / クリスティアン・ティーレマン, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (2023 96/24)

このブックルナーは長調だったのかと、今さらながらに気がついて聴いてはいたものの、第3楽章の半ばで眠りに吸い込まれ、最終楽章の残り1分程度のところで目を覚ます。やはり調子は良くないのだな。