音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

Classical Music

クラシック音楽記事一覧

シベリウス:交響曲第1番 / コリン・デイヴィス, ボストン交響楽団 (1976/2020 SACD)

今日はどうにもこうにも音楽に集中出来ない日ですな。これを聴いている最中もあれをやったりそれをやったり。そう言う日もあります。

ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番 / ツィメルマン, ジュリーニ, ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団 (1979,1980/2014 SHM-CD)

ツィメルマン25歳になる前の録音によるショパン。この、自分をコントロールし、それでいながらエモーショナルかつリリカルな側面もしっかりと魅せる演奏は一体何なんだろうか。演奏に年齢は関係ないのだろうか。いや、後に弾き振りをするショパンとは異なる…

シューマン&グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 / ルプー, プレヴィン, ロンドン交響楽団 (1973/2018 SHM-SACD)

この粘度が高くかつリリカルなピアノを、量感たっぷりに鳴らしてくれるヘッドホンでありますね。じっくりと聴き入ってしまいました。オケの重厚さが十分に伝わってくるのもまた素晴らしい。音が安かろう軽かろうにならないあたりが、さすがは名機の伝統を継…

ブラームス:交響曲第4番 / パーヴォ・ヤルヴィ, ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン (2018 SACD)

弦楽器の艶が美しく鳴る。そして大音量でも耳がおかしくならない。開放型ヘッドホンはもっと早くに再導入しておくべきだったかもしれない。

ベートーヴェン:交響曲第5番 / フィリップ・ジョルダン, ウィーン交響楽団 (2020 FLAC)

ゼンハイザー発目に聴いたのはこれでした。録音の切れ味の良さがダイレクトに表現されるので、聴いているこちらの感情もスパスパ決まっていく感覚。これはやみつきになりそうだ。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 / アシュケナージ, ショルティ, シカゴ交響楽団 (1973/2018 96/24 Blu-ray Audio)

ピアノ協奏曲もう一丁。アシュケナージのコロコロと回るピアノが心地よく、途中見事に落ちておりました。

ショパン:ピアノ協奏曲第1番 / ツィメルマン, ポーランド祝祭管弦楽団 (1999/2017 SHM-CD)

クラシック成分が著しく不足していたので、ヘッドホンにてこれを。素敵という言葉しか浮かばない。以前聴いた時には美しいという言葉しか浮かばなかったような気がする。そういったプリミティヴな次元での感動なのですよ。言葉による装飾など必要なく、また…

静かな村 / ノルウェー少女合唱団, アンネ・カーリン・スンダール=アスク (2021 SACD)

クリスマスキャロルと言うことでもちろんホーリーなサウンドではあるのだけれども、それよりももう少し地に近い位置で歌われているような感覚。土着的な要素が随所に感じ取れるのだよね。

シチェドリン:ピアノ協奏曲第5番 / マツーエフ, ヤンソンス, バイエルン放送交響楽団 (2007/2020 CD-DA)

たまたまこのボックスセットが目に止まったのですよ。見たこともなければ聴いたこともない作曲家の名前が目に止まったのですよ。それがこれですよ。完璧なる現代音楽でした。不協和音の嵐。弾きっぱなしジャーマン・スープレックス。全編サスペンス。2時間ド…

マーラー:交響曲第2番 / テンシュテット, ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (1982/2014 CD-DA)

いつかは越えなければならない壁だった。いや、高くそびえ立つ山だった。長い、暗い、歌曲。三つ目が特に難関だった。歌物のマーラー。想像しただけでギブアップしていた。これまではね。今晩の自分はちょっと違うよ。と言うことで、チャレンジしてみた。も…

メンデルスゾーン:交響曲第4番 / ガーディナー, ロンドン交響楽団 (2014/2018 SACD)

箸休め、と思って聴いたのだが、本当に箸休めだった。いや、何が悪いというわけではないが。あくまでもインターミッション的に。

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 / ニコラ・アンゲリッシュ, パーヴォ・ヤルヴィ, フランクフルト放送交響楽団 (2010 CD-DA)

気がついたら日付が変わる直前までひたすらにパーヴォ・ヤルヴィ特集でありましたよ。本日の締めはニコラ・アンゲリッシュによるピアノ協奏曲で。まろやかに、そしてロマンティックに一日を終わらせましょうかね。実のところ、全くもって自分の立てた予定通…

フランツ・シュミット:交響曲第4番 / パーヴォ・ヤルヴィ, フランクフルト放送交響楽団 (2018/2020 CD-DA)

丸みを帯びたシュミットのスコアリングと、パーヴォ・ヤルヴィ率いるフランクフルト放送管弦楽団による柔らかな音作りとの融和が、曲が持つ滑らかさを際立たせている。

シベリウス:交響曲第5番 / パーヴォ・ヤルヴィ, パリ管弦楽団 (2015/2018 SACD)

久しぶりに聴いた感のあるパーヴォ・ヤルヴィのシベリウス。改めて聴き直してみると、ここにあるのは実在感のあるシベリウスであるとの思いを抱いた。それは人間の息吹が確かに存在していることを意味する。

ベートーヴェン:交響曲第3番 / パーヴォ・ヤルヴィ, ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン (2005/2013 SACD)

前々から漠然と感じていた事ではあるのだけれども、パーヴォ・ヤルヴィはティンパニを恐れない。意味や効果のある楽器として登用するから潔い。曲にアクセントを与え、楽曲を印象づける楽器であることを十分に理解し、その音を響かせている。だから好きなん…

ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」 / イザベル・ファウスト, アバド, モーツァルト管弦楽団 (2012/2018 SACD)

混沌と上澄み。共存することで、互いの存在を認めるかのごとく。

サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番&第2番 / モルク, ネーメ・ヤルヴィ, ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団 (2016 SACD)

改めて聴いてみると、実に素敵なサン=サーンスのチェロコンチェルトですね。モルクの歌心が今の自分の耳に俄然響いてくる。以前聞きかじったクラシック音楽も、今聴くとまた別の観点が生まれてくるから面白い。クラシック音楽のみならず、音楽そのものに対…

シューマン:チェロ協奏曲 / ゴーティエ・カピュソン, ベルナルト・ハイティンク, ヨーロッパ室内管弦楽団 (2019 CD-DA)

見目麗しくイケメン過ぎて、こちらの目も耳も潰れるってものだ。(かつてないほど酷い感想文)

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲&ハーバート:チェロ協奏曲第2番 / ゴーティエ・カピュソン, パーヴォ・ヤルヴィ, フランクフルト放送交響楽団 (2009 CD-DA)

有名なドヴォルザークのそれと、比較的存在が地味なハーバートのそれとの対比によるカップリングではあるけれども、聴きごたえはイーブン。

モーツァルト:ホルン協奏曲全曲 / ザイフェルト, カラヤン, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1969/2019 SACD)

なんだか薄ぼんやりとして頭が上手く働いていない日曜日の午後に、このふくよかなホルンの調べを。何だか今日はヤケに眠くなるのよね。

モーツァルト:交響曲第39&40番 / コープマン, アムステルダム・バロック管弦楽団 (1994/2011 CD-DA)

明るい系の音楽が良いな、と思いつつ再生。モーツァルトは嫌いではないけれども、あまり数は持っていないのだよね。モーツァルトの交響曲はコープマンのそれがあれば十分だと思っている人なので。仰々しいフルオケで聴きたいとはなぜだか思わない。

シューマン:交響曲第1番 / パーヴォ・ヤルヴィ, ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン (2010 SACD)

「そうだ、シューマン聴こう」と他のフルオケのものを聴き始めたのだけれども、どことなく軽快さに欠けるように思えたので、このディスクにチェンジ。正解でした。このシューマンの「春」の響きの軽妙さを、このコンビネーションが鮮やかに描き出していた。…

ブラームス:交響曲第1番 / ジンマン, チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 (2011/2014 FLAC)

比較的新しい録音かつフルオケのブラームスが聴きたくなったのでね。いい演奏です。

シベリウス:交響曲第7番 / ベルグルンド, ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 (1984/2017 FLAC)

7番は絵に表わしている時点で人の手が加わっている。写真のようなものではなく、描くべき主体にフォーカスを当て、それを強調させるかのように色を淡塗りする作業が行われているように感じ取られる。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 / ギレリス, セル, クリーヴランド管弦楽団 (1968/2015 SACD)

ヘッドホンを外し、男性的なピアノの演奏を。勇ましく、出掛けてきます。ちょっとそこまで。

ドヴォルザーク:交響曲第4番 / クーベリック, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1972/2018 SACD)

怒りの昇華を狙ってばかりでは疲れもするさ。流麗さと華やかさの両立で、これを。美しいこともまた正義であるとね。今日の午前中だけでもう交響曲を4本も聴いている。そろそろ離れてもいいころじゃないのか。まだモヤモヤしているものが心に残っているのか。

マーラー:交響曲第5番 / テンシュテット, 北ドイツ放送交響楽団 (1980/2017 FLAC)

ヘヴィネスの上乗せ。まだまだ気分は収まらない。ああ。やっぱりマーラー5番はこの演奏が好きだ。圧倒的熱演。そして冷徹の極み。そのアンビバレンツが今の自分の気分にマッチしている。収まらない気分と収めたい気分。自分の中で戦っている。

ブルックナー:交響曲第9番 / ネルソンス, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2019 192/24)

ヘッドホンにて大音量再生。クラシック音楽は、スカッとする。後期ブルックナーは特に和音で押せ押せなので、テンポが遅くともカタルシスは十分。クラシックはテンポじゃないよ。ヘヴィネスを音楽に求めるなら、クラシック音楽がベストだよ。

チャイコフスキー:交響曲第5番 / パーヴォ・ヤルヴィ, チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 (2020 CD-DA)

展開の見通しの良さはおそらくパーヴォ・ヤルヴィの手腕によるところが大きいのだろうと。この人は音を整理するのが上手い。また、そのように聴かせるのが上手い。

ベートーヴェン:交響曲第6番 / フィリップ・ジョルダン, ウィーン交響楽団 (2020 FLAC)

この組み合わせの第6番は精巧なディジタルで作り上げられたような、音量調整の美があるように感じられたのであります。