音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 / コープマン (1987/1999 CD-DA)

ミケランジェリのショパンを聴き終える頃には、心も体も一皮剥けたかのようにスッキリとしていた。

もう1枚、身体に滋養を与えるがごとく、コープマンによるバッハを。闊達たるハープシコードの響きで心を満たす一時。

ショパン・リサイタル / ミケランジェリ (1972/2020 UHQCD)

膿んだ疲れのようなものがたまっている感覚のまま、椅子に身体を沈めてヘッドホンでこれを。

時間が進むにつれ、眠っているのか覚醒しているのか自分でも分からない境界線に乗り、音だけが自分の世界の全てになる。

ミケランジェリのピアノが誘う、ショートトリップの一時。

なんとなくシベ4

先のアーティクルについて。

ズドンと暗く重いものが聴きたかったので、シベ4を選んだだけ。

自分が暗い気分であったわけではない。ちょっとくたびれてはいるけれども。

シベリウス:交響曲第4番 / ベルグルンド, ボーンマス交響楽団 (1975/2017 SACD)

厳寒の中に春を望むかのごとくモチーフも垣間見える。その明るさへの兆しに対して、一縷の望みをつなぐ思いの表れであるかのような。

たとえ今は、深い雪と闇に閉ざされた世界にいたとしても。