音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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POP IN CITY ~for covers only~ / DEEN (2021 96/24)

本日の朝一に。

しかしひどい風邪だ。今現在も鼻詰まりと咳が少々。自室内でもマスクをしております。本日に欠勤をしてしまうと休みを含んで4連休となってしまうので、ダルダルと出勤することにします。出力4割程度で仕事をすればよいよね。

POP IN CITY ~for covers only~ (通常盤)

チャイコフスキー:交響曲第4番 / パーヴォ・ヤルヴィ, チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 (2021 44.1/16)

チャイコフスキーの交響曲を聴く上でのコツというかツボが、まだうまく見つからず、そして定まっていない。つかみ所がないわけではなく、聴いていても右から左へと流れて言ってしまうのだよね。スルリと。それを流麗であると形容することは容易だけれども、そのような逃げ方もどこか違う。

別に苦手なわけじゃないんだからね。早い話が聴き込みが全然足りていないのだな。聴けば「格好いいな、これ」と思えるのだから。ネットリと層を重ねているかのようなスコアとか、いかにもという気がするし。

チャイコフスキー: 交響曲第2&4番

メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」 / パーヴォ・ヤルヴィ, チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 (2024 96/24)

昨晩から風邪ひきさんになっておりました。「ついに花粉症か?」といった症状だったために姉弟からは「そりゃ花粉症だよ」と言われていたものの、とうとうお腹を軽く下したので「こりゃ風邪だね」と。欠勤して一日中寝てました。

ようやく18時も回って少々楽になってきたかな、と言ったところ。

メンデルスゾーン、しかも交響曲。手を出すのは相当に久しぶり感がある。このトーンハレ管とパーヴォ・ヤルヴィのコンビネーション最新作が、ドイツのハイレゾ音源配信業者から安く出ていたので先日購入に至った次第。

まだ病み上がりならぬ病中なので比較的闊達な「イタリア」をチョイス。まぁ、別に「スコットランド」でもよいのだけどね。

このコンビネーションで歴史的名演が生まれることはなさそうだけれども、現代において安心して楽しめる演奏を提供してくれるという点では、実に意味のある記録ではないかと。

安心して楽しめることイコール人畜無害や無味無臭、中庸であることを意味しているのではなく、その音に雑念を抱くことなく身を委ねることが出来るといった意味合いで使っています。

ここに続けてインプレッションなどを書きたいところではあるのだけれども、身体と頭がついてこない。当座のところ「風邪ひいた&メンデルスゾーン買った&聴いた」と残しておきたかっただけであります。

メンデルスゾーン: 交響曲全集

オーディオの常識は世間の非常識…とも言いきれない話(自分用メモ)

スピーカーを眺めながらふと思ったのですよ。

「あれ、○○○○を使ってなかったんじゃない?」と。その件について気になったのでオーディオの師匠様に確認しました。

「え?今まで○○○○使わないで聴いてたの?」と小一時間小馬鹿にされましたね。

オーディオの常識的に考えてみれば、それを使わないはずがないのです。なぜ今の今までそこに考えが及ばなかったのかと自分を責めましたね。

実際に使ってみると、あら音が激変。それまで甘めにフォーカスしていた音がスパンと決まり、エネルギー感だと思っていたものはただの荒さであり、音場は豊かに拡がり、低域の質がぐっとよくなり、と、このように挙げていくとキリがないのです。

このスピーカーで聴くようになってもう何年になるのでしょうか。その数年間一体何をやっていたのでしょうかね、私は。

そんなこんなでここ数日はずっと「標準的な音」で音楽をザッピングしておりました。人間、思い込みや放置は恐ろしいことに繋がるのですよ。たとえそれが趣味レベルの話であってもね。

引越前に気がついてよかったのか、引越してから気がつけば良かったのか。そればかりは分かりませんがね。ただしこの部屋での出音は長年間違っていたと、それは事実なのですよ。反省するよりも何よりも愕然ですね。

ICE Complete Singles / ICE (2023 44.1/16)

本日は終日引越関連の諸手続に忙殺される。それでも昼食は自転車をこいで外に出たり、一時間ほど昼寝をしたり。

今日の作業は主にライフラインの名義変更と諸手続だったのだけれども、電話をしたりWebを開いたりと頭を使っていた気がする。音楽もさほど聴けなかったしね。

そのような感じで夕方になってようやく普通の休日らしいことを。洗濯物を干し、部屋の片付けをしながらこのDisc1を再生。

ICE Complete Singles (SHM-CD)(3枚組)

病める無限のブッダの世界 ~BEST OF THE BEST (金字塔)~ / BUDDHA BRAND (2000 44.1/16)

DEV LARGEが作るトラックは痛快で爽快なのだよね。

このベスト盤的コンパイルで聴ける全てのトラックもそうだし、LUNCH TIME SPEAXの名曲「(オマエもこの気持良さやられちまいな) 止マッテタマッカ -DLRMX-」での素晴らしいトラックメイキングはヒップホップファンなら一度は通ってきている道だと思うし。それほどまでにDEVさんのトラックは激ヤバで、飛べるのよね。

そして何が悔しいかって、BUDDHA BRANDもLUNCH TIME SPEAXもサブスク解禁の門戸はまだまだしばらく開かれないような気がしてならないことなのよね。SHAKKAZOMBIEだってアルバム収録の一部楽曲は配信から省かれているし。

そんなこんなで手持ちの音源からこれを。Mummy-Dさんの聴き始めからずっとイヤホンで耳の中をズコドコ言わせていました。

結局今晩はここまでヒップホップで引きずってしまったな。一体何回椅子の上で上半身ブレイキンやチェケラッチョのポーズ、スクラッチのジェスチャーをしたことか。

病める無限のブッダの世界 ― BEST OF THE BEST (金字塔)

JOURNEY OF FORESIGHT / SHAKKAZOMBIE (1999 44.1/16)

1999年型ヒップホップ、その極上なる結晶。もうここから25年、四半世紀も経過してしまった。

Mummy-Dが自曲のリリックの中で「シャカ」「ブッダ」と記せば、それぞれSHAKKAZOMBIEとBUDDHA BRANDを指していることは間違いないわけで。

ヴァースの中の一瞬の出来事ではあるけれども、Big-OもDEV LARGEも亡き今、そこに目頭を熱くさせないわけにはいかず。

そのような流れでMummy-DからこのSHAKKAZOMBIEへと繋いだ次第。時間が許せばさらにはBUDDHA BRANDへとリレーさせたいところだけれども、今晩はその前に力尽きるだろうな。

夜のヒップホップは意外とカロリーを消費するのよ。

ジャーニー・オブ・フォーサイト