音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

ベートーヴェン:交響曲第3番 / ヤノフスキ, ケルンWDR交響楽団 (2020 48/24)

どこか歴史ある演奏のような雰囲気でもありながら、現代的な演奏でもあるというハイブリッド感が面白い。

歯切れの良さは明らかに現代的なのだよね。一方で重厚さが感じられる部分に、どこか歴史を感じ取ることが出来るとでも言いましょうか。ただしカビ臭くはない。きっとそこなのだろうね。

スポーティーなベートーヴェンからクラシックに入った人間ではあるけれども、そのハイブリッド感がこの所心地よくて。

SECOND REUNION [2018 Remastered] / SING LIKE TALKING (1998/2018 FLAC)

今日はチマチマした作業をしましょうかね。

まずは秋の山荘行きの打診など。なんとなくそんな気分になったので。行けるといいな。夏前の山荘行きはあえてオーディオを持ち込まなかったのだけれども、今回は持ち込んでがっつりとあの空間で音楽に浸りたい気分。

と、そんな妄想をしながらこの1枚を再生。

早速、何かしらの作業に取りかかりますよ。

Frontiers / DEZOLVE (2020 96/24)

Spotify遊びをしていた際にたまたまこのアルバムが引っかかったので、久しぶりに真剣に聴いてみようと。

アイデアが豊富であることがよく分かる作品。音の作りであったり、リズムの作りであったり、そしてメロディそのものであったりと、とにかくアイデアを音楽に落とし込む、そして音楽情報として拡張させることに、どんどん慣れてきているのだなと。

タイトルの付け方もなかなか上手いのではないかと。曲の雰囲気にしっかりと合わせていたり、ちょっとした個性があったりと。

今年聴いたフュージョン物ではダントツのトップ作。いや、それほど多くのフュージョン物は聴けなかったけれども、それであっても、だ。

ヴィヴァルディ:『四季』&ピアソラ:『ブエノスアイレスの四季』 / シュタインバッハー, ヴィドヴァ, ミュンヘン室内管弦楽団 (2020 SACD)

自分はヴァイオリン協奏曲を筆頭に、ヴァイオリンがメインとなる楽曲をそれほど多くは聴いてはいない。ピアノと比較するのもなんだけれども、その音色が自分との相性問題で悪い意味で引っかかってしまうケースがあるので。

もちろんヴァイオリンも好みの音を見つけて聴いてはいるつもりだけれども、なかなかそこは自分の中で難しいところがあって。

そこで、このシュタインバッハーのヴァイオリン。

ほとばしるかのようなパッションと、艶やかな流麗さとが共存している演奏を楽しむことが出来るこのディスクの作りのおかげで、ヴァイオリンなる楽器を多角的に捉えられるところが素敵ではないかと。

オケも室内楽団を用いることで、ヴァイオリンへのフォーカスが自然と当たるように感じられるところも、また同様に素敵であると。

総じて、ヴァイオリンの魅力を存分に伝えてくれる好盤だと考える次第。もしかすると、今年聴いてきたクラシック作品の中ではトップクラスに位置するかもしれない。