2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧
小沢健二のソロ1stを聴いていたら、急に桑田佳祐のソロ1stを聴きたくなった。共通しているのは、ハードボイルドな孤独感なのだよね。足枷を外して自分の好きなように作ったら、トーンが途端に暗くなって、自分の世界に入り込むという流れ。自分が思い当たっ…
しかしこのアルバムでのドラムとベースが紡ぎ出すグルーヴ感は一体何なんだろう。小沢健二本人がもちろん意識をしてこの演奏とミックスを要求したのだろうけれども、これがなかったら、確かに薄っぺらな文学青年の一人芝居に終わってしまったことだろう。こ…
何とも言えない浮遊感と奥行きの深さ。ロックバンドがこう言う音楽を作り、そしてそれが売れると言うのは、世の中、まだ捨てたものじゃないな。
本日の午後はベストアルバム特集で展開しております。買ったり借りたり譲ってもらったりしたはいいけれども、ベスト盤なるものは案外と足が早く、結局オリジナルアルバムを聴く回数の方が多いというのはよくあることで。このディスクも最近はほとんど耳を通…
達郎さんのベスト盤の次にはスガシカオのベスト盤を。Disc1を再生したのだけれども、久しぶりにスピーカーで聴いたからか、非常に解像度の高い曲がちょろちょろ入っているのを聴いて軽く驚く。このベスト盤、7年も聴いているのに今頃気がつくなんて。それと…
Disc1を。おかげさまで、山下達郎のオリジナル作品は一通り入手したこともあってか、各オリジナルアルバムの曲の流れが身体に浸透してしまい、ベスト盤で聴くことの違和感が生じるようになってしまった。いや、おかげさまで、などと言っている場合ではない。…
薬のおかげで頭痛は治まる。CTの結果は異常なし。頭痛以外の症状はないので、CTでも何も異常はないだろうと思ってはいたけれども、ちょっと拍子抜け。ただし原因が分からないので、どうにもこうにもすっきりしない。しばし様子見の診断。
頭痛が…。
わがままのほとりほとほとと歩きくたびれ 気はすずろ 歩み止まぬ傍らを 走り抜ける上り列車 対岸の楼 (たかどの) 日々姿を変え 腰落ち着ける石見当たらず 石温める腰疲れはて 我岸 (ががん) はらはらと足首を撫でる瀬に取られ 滑り至る涯てには彼岸 (か…
妹に録画してもらったマニクス特番を見た後に聴きたくなったので。そのうちに言葉がどうにかこうにか降ってきて『雑音万華鏡 -Noiz-』の原稿が出来上がった。これで今週は更新出来るぞ、っと。
聴いていると「中田ヤスタカはきゃりーぱみゅぱみゅを一体どこへ連れて行く気だろう」という一抹の不安感に襲われないわけでもない。最初はこれはこれ、と納得していたが、聴けば聴くほどに方向が見えなくなってくるこの不安感。やっていることはたしかにき…
一方こちらは「ループからの脱出」といった邦題でもつきそうな作品。前半は勢いに乗って進むのだけれども、後半になってくると段々と「メロディのはっきりしたジャズ」風味にシフトチェンジしていく。後にMichael Breckerがソロ作でカバーした「African Skie…
The Brecker Brothersの『Return of The Brecker Brothers』と『out of the loop』。なぜか今までスルーしていたのだけれども、\1,080での生産限定再発盤がリリースされたので、これを機に購入。TOWERのポイントを使って@830。うん、お買い得。内容はモロに…
本日はひたすらBGM系で攻めております。
引き続き適度に小ボリュームでBGMとして機能しそうな作品を探す。ボーカル物はパスの方向で。と、探してみたらBrecker Brothersを発見。この5枚組パッケージから『The Brecker Brothers』(1975)を再生。これが意外と小気味よい。こりゃ、買っておいて良かっ…
妹2人と甥っ子姪っ子3人で狭い家に集まって大騒ぎになっているので、うかつに音楽も聴けない。極力ボリュームを絞ってこのCDを。あら、これは環境音楽的BGMとしても聴けるわ。
小さいボリュームで何気なく再生し始めたのだが、曲のパワーに乗って最後まで聴いてしまった。これがキノコパワーというやつか。
いいアレンジだなぁ…。耳を邪魔せず、でもどこか引きつけられる展開。
タイトル通りに実は「よりそう」アルバムなのかもしれない、などと思いつつ。
素敵ね。
ここ最近のシングルでは「キラーチューンがない」という地味な印象を受けていたのだけれども、アルバムとして通して聴くと、僕がきゃりーぱみゅぱみゅに抱いている「大人のための童謡」というニュアンスにブレはないということがよくわかった。「kawaii」の…
週末の山ごもりオーディオ合宿にて、僕が持っているマルチマイク盤と友人が持っているワンポイント・レコーディング・ヴァージョンとを部分比較。これがまた、好みによってどちらが好きが別れる結果に。ブラインドテストをすると、どっちがどっちなのか、さ…
イギリスのシンフォニックフォークバンド、Renaissanceの大作志向ここに極まる!的な非常に壮大な1975年作品のSACD化。Limited Numbered Editionと言うことは完全生産限定か。これでAmazonが「実は入荷出来ませんでした、ごめんなさい」などと言っていたら、…
さて、山ごもりの用意は一通り出来ました。オーディオ一式のケーブルを抜くのはもう少し後。ギリギリまで音楽を聴いていたいので。
どれだけ攻撃的な音色を使っていても、最後に残るのは極彩色の余韻と美しさなのだよな。
薄刃の演奏とでもいうべきか、その鋭い切れ味に何度聴いても屈服させられる。軽いリゾート気分を求めようとすると、返り討ちにあうな。今、まさにその状態。
ハイレゾの美味しい部分をたっぷりと使って、壮大なアンサンブルを奏でている印象。CDと聴き比べをしたわけではないけれども、明らかに音場感が広いのだよね。その分、楽器の配置間隔に余裕が出るとでもいいますか。最近はハイレゾを楽しんでいるのか、音楽…
「うーん、そろそろ飽きてきたかな」と思いながら再生。ところがどっこい、まだまだ聴き込みが甘いじゃないか。ソロ曲が非常に美しかったり、6弦ベースの低音がゴリゴリいっていたり、ドラムの録音が非常に好みだったり、自分にとって楽しめる要素がたっぷり…
iTunesをめくっていたら、なんとなく目が合ったので。ノリにノッている頃のREBECCAですな。
夏の朝の一発目としては、もう文句のつけようがないでしょう。