本日の朝一に。
歌唱における演技力の幅の広さ、それが効果的に発揮されていると思うのよね。一人のシンガーとしての統一性よりも、楽曲に寄り添うスタイルで原曲の世界が持っていたカラーを再現させようとする意欲と言いますか。
それが「ダンシングヒーロー」でのアイドル的アプローチに思いきり寄ったスタイルや、「喝采」や「ラヴ・イズ・オーヴァー」での抑制の効いたスタイルなどに顕著に現れている。
これら楽曲の旨味がどこにあるか。それはボーカルにあるのだと、完全に理解、解釈した上での歌、なのだろうな。それだからこそ自分はこの雨宮天のカヴァーシリーズに惹かれるのだろうと。