なんとなくメタル系な気分だったので、Spotifyのプレイリスト頼みで再生してみたのです。好みか否かのジャッジを楽曲の頭1分ほどで行う、実にサブスク型な音楽の聴き方をしつつ、「ん?」と思ったのがこのグループ(バンド?)。
女性3人組でメタルを演奏するのも面白いと思いつつ、先のジャッジにて耳に止まった「Run!」のキャッチーさにアルバムを聴いてみようとなり。分かりやすいメタルは好物ですがゆえ。
さて、1曲目を聴いて「よいね、よいね」などとニマニマしていると、2曲目にいきなり聞き覚えのあるイントロが。
え?
これ?
PET SHOP BOYSじゃね?
ええ。その通り。PET SHOP BOYSを代表する曲の一つ「It's a Sin」ですよ。「哀しみの天使」という邦題だったかしら。
あの仰々しいシンセサウンド、エレポップがメタルに化けてます。ごくごく自然に重厚なメタルサウンドとして溶け込み馴染んでいます。ニマニマはゲラゲラとなり、ゲラゲラはシャキーンに。気がついたら真顔になって聴いておりました。
かっこいい…。
その勢いのまま最後まで聴き通してみると、実に堅実で、実にクサく、実にメロディアスで、実にキャッチーなメタルの応酬。ハイスピードやハイエナジー、ハイトーンで迫る系ではないものの、じっくりと聴かせるメタルで本当にイカしてる。
その後調べてみると、収録曲の半分はカヴァーであるとのこと。原曲には全くもって疎いので、自然にこのアルバムのために演奏、配置されている楽曲として自分の耳には入り込みましたね。
結果としてBandcampにてFLACファイルを購入するに至りました。それほどまでに気に入り、一期一会で終わらせたくはないと思ったのです。偶然の出逢いがこのような結果を生むことになるのです。だから音楽漁りはやめられない。
