全曲ZARDのカヴァーで構成。
ごめんなさい。数回聴きましたが、需要の先が微妙に分からないのです。今ではZARDの音源ならばサブスクで聴くと言った手立てがあるので、新規にZARDへと興味を持った人が、あえてこのカヴァーを選択する理由も動機も薄いように思われてならないのです。
アルバムの内容と言えば、実に素直なカヴァーであります。真面目。一方で、だからこそのそれ以上でも以下でもない感が強く。
ここを入口としてZARD本家へと客層を取り込む…にしても、やはりサブスクが入口の役目を果たしていますよね。テレビ番組でZARD楽曲を歌う際の、公式的な存在?SNSでの市場拡大のための存在?
微妙に分からない…。それが単に私が耄碌しているだけの話からなら、別に構わないのです。
自分にとっての様々な観点からも、やはり立ち位置が曖昧に思えてならないのです。これならばサブスクで、この曲順でプレイリストを組んで、ZARDを聴きます。悪くはないのです。ただあまりにも生真面目に取り組みすぎて、そこに見出せるはずのカタルシスが隠れてしまっているような気がしてならないのです。
うーん。