音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2023-11-02から1日間の記事一覧

HOPE / 遊佐未森 (1990/2006 44.1/16)

解像度高めのイヤホンとDAPとの組み合わせで聴くと、えらく手の込んだアレンジであることが判明するわけで。構造解析的に聴くとこののほほんとした世界が全く別物に見えてくるから興味深い。マクロ的に聴くかミクロ的に聴くかで、見えてくる世界が大きく異な…

First Love [Remastered 2014] / 宇多田ヒカル (1999/2014 96/24)

物欲と戦いながら聴いていた。多分買ったと思うのだけれども、数日中に負けるかもしれない。 ++++++++++このアルバムは長らく「宇多田ヒカルの習作」だと思い込んでいたのだけれども、今聴いてみると「当時の洋楽マナーに肉薄すべく則った、邦楽にしては規格…

Lifetime / GRAPEVINE (1999 44.1/16)

自らの中にある何かしらの追憶とともにこのアルバムを。先に聴いたブッチャーズが、天王洲アイルにあったあの当時勤めていた旅行会社の自社ビルに閉じ込められていた頃の自分を鮮明に思い出させるのであれば、バインのこのアルバムは、大久保にあった外資系I…

kocorono [最終盤] / bloodthirsty butchers (1996/2016 44.1/16)

particleofsound.hatenablog.comいつの間にかあれから10年が経っていたのか。そんなことには全く気がつくこともなく、イヤホンにて堪能。吉村秀樹の解像度の高いギターに、私のこの魂にこびりついた垢を擦り落として、いや、剥がし落してもらうべく。 bloodt…

シブがき隊 GOLDEN J-POP THE BEST / シブがき隊 (1998 44.1/16)

買い物に出掛けたのはよいものの、店員さんの姿勢と在庫があまりにも萎え萎えだったので、気分も萎え萎えで帰宅。欲しかった物はオンラインショップで発注しました。気を取り直して、たまっていた洗濯物をたたみながらシブがき隊を。シンガロングしつつ。と…

シングルコレクション+アチコチ / 坂本真綾 (2020 44.1/16)

ここまで部屋でじっとしておりました。真綾さんのシングルコレクションで癒されつつ。昼も過ぎたし、少し体力も戻ってきた感もあるので、そろそろ動き出しましょうかね。

glow / 水瀬いのり (2022 44.1/16)

非常に疲れております故に、水瀬いのりでソフトなエナジーを補給。月初3連休最終日であります。初めの2日間は名古屋まで旅行に出掛けておりました。初日に9kmほど街中を歩き、それだけで体力的に疲れ果てました。鶴舞は「とん八」にて最上級に美味しい味噌カ…

スナックJUJU 〜夜のRequest〜 『帰ってきたママ』 / JUJU (2023 Spotify)

JUJUのボーカルは打ち込みサウンドとの相性が少々悪いように思うのだけれども。ましてやそれと同様に打ち込みとの相性の悪いこの時期の昭和歌謡との組み合わせになると、ことさら心許なさが増すように思えるのだよね。一方で昭和歌謡的アレンジのゴージャス…

シベリウス:交響曲第5番 / サー・ジョン・バルビローリ, ハレ管弦楽団 (1966/2020 192/24)

「日はまた昇る」シベリウス第5番の最終楽章とはそう言うものではないかと。 +++++++60年近くも前のこの録音を聴いていると、「クラシック音楽の正解とは何か?」と深く考えさせられてしまう。録音技術が進化し、演奏をパッケージすることが普遍的になって以…

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 / ロナルド・ブラウティハム, ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ, ケルン・アカデミー (2019 96/24)

フォルテピアノのエッジの丸さが室内管と溶け合い、ソフトな語り口の演奏を楽しませてくれる。快刀乱麻なそれではなく、快闊に聴かせてくれるとでも言えばよいか。