2012-08-25から1日間の記事一覧
楽曲によっての当たり外れ(特にアレンジ面)はあるけれども、それなりにパロディとして楽しく聴ける。アニソンは印象的なメロディが多いので、なんだかんだいって楽しいのだよね。
宇多田ヒカルの私小説を読む感覚で聴く。ツイッターでフォローしているので、その日々の悠々自適ぶりはなんとなくうかがえるのだけれども、早々に音楽界に戻ってきて欲しい人でもある。でも、確かにこのアルバムで一つの形は極めてしまっているよなぁ…。
sakura期の傑作が『True』だとしたら、yukihiro期の傑作はこの作品ではないかと思っている。
終末論、電脳世界観、そして早巻きのテンポ。この3つのキーワードだけで大体説明はつく。最初の2つに関しては、ボカロならではの歌詞の聴き取りにくさで上手くマスキングされている。その分、厨二病の臭みは取れているとはいえ、いかんせん色んな意味でボー…