音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Chronology a young persons' guide to Grapevine / GRAPEVINE (2004 CD-DA)

昨日ブックオフで250円にて接収。この中に収録されている楽曲でも、やはり初期の楽曲が好物であるな。「光について」を聴くと、何かと迷っていた中央線大久保駅ホームからの眺めを思い出す。まだ二十代だったな。

そして暗黒期の三十代を経て、四十代も半ばにしてようやく迷わなくなってきたのに、自分のあずかり知らぬところで、何かと小台風が巻き起こるようになってきた。げに人生は自分の思うようにはならないもので。

TOKYO FUSION NIGHT / SHUICHI MURAKAMI SESSION BAND (1978/2008 SHM-CD)

身体を動かさないと、と言う訳でちょっと離れた図書館まで自転車で。6組ほど接収。その中の1枚。

うーん。面子は凄いのだけれども、なんだかスッカスカですね。「凄い」と唸るシーンがなかったように。つるっと始まり、つるっと終わってしまった。

シベリウス:交響曲第1番 / ヴァンスカ, ミネソタ管弦楽団 (2013 SACD)

どんなロックやポップスを流しても、AppleMusicを渡り歩いても何もピンと来る物がなくなってしまった。そんな時のクラシック。

いいねぇ。この重厚感。シベリウスは音楽でありそして自然描画でもあると常々思っているのだけれども、手持ちのシベリウス音源の中で、その描画感を最も強く感じさせられるのがこのヴァンスカ盤ではないかと。