音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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昨日の音楽

「距離にしての長旅をこなすときには、なぜかちょっと古臭いメロディがしっくりくる」とは昨晩の弁で。これはもしかして、長距離移動というところに意味があるのではなくて、長年過ごしていたところから離れるというところに起因するのではないかと。

何らかの形で心が退行を願っているからこそ、自分が最も安全だった時期の音楽を聴こうとするんじゃないかと。というのは、単に古いという理由だけではあまり興味はそそられず、幼い頃から耳に馴染んでいる楽曲だからこそしっくりくるという辺りに、なんとなくヒントを感じた次第。