角川ホラー文庫からの出版だけれども、これが10年前だったらメディアワークス辺りのラノベレーベルから発売されていたのだろうなと言う気にさせられる青春恋愛ホラー。語り口が軽妙、かつ登場人物たちのバックグラウンドとして設定されている内容が今度どのように発展していくのかが非常に気になる作品だった。ホラーというよりはスコシフシギの世界かと。
「続編が出るだろうな、これは」と思ってAmazonを見たら、今月末に発売されることが既に決まっていた。うん、それも納得が行くライトホラーファンタジーでした。これは続編をぜひ読みたい。