日本フィルハーモニー交響楽団の客演主席トランペット奏者、オッタヴィアーノ・クリストーフォリのデビュー・アルバム。何かで(恐らくe-onkyoだったのは思うのだが)見た時に「これは面白そうだな」と思っていたものが、moraで配信になっているのを発見したので、再確認のためにAppleMusicで聴いてみたら、これが実にふくよかなトランペットの音。
中身は、トランペットソロ曲、ピアノとのコンチェルト曲、トランペット2管の曲とあり、そのどの曲においても、聴き手をうっとりとさせるトランペットの豊かな表現力に溢れてる、実に滋味深い1枚になっている。トランペットは哀愁の楽器とはよく言ったもので、どこか郷愁を誘われるような思いを持ちながら聴くことが出来た。これはこっそりととっておく愛聴盤になりそうな予感。
いいですよ、これ。