音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

男もすなるJITTERBUGなるもの

という、オーディオオカルトアクセサリーがあるのですよ。その筋ではちょっと有名な。こいつの存在を思い出した途端に、どうしても欲しくなってしまい、頭の中の天使と悪魔に相談をしたら、両者ともに「買えば?」と言ってきたので、買ってしまったのです。DACにUSB接続する際に、PC側のUSB端子にこのJITTERBUGを噛まして、ケーブルをそこに差し込み、ノイズやら何やらを取り除くというオカルトな興味深いアクセサリー。

で、これを使って色々と実験をしてみたのですよ。

極端に言うと、存在する全ての音を出そうと躍起になっているような印象を受けます。そのせいもあってか、全体的に音がブーストされたような印象も受けますね。音源によっては、それがやかましさに繋がるものもあり。一方で効果てきめんで、細かな音まで細かく鳴って、心地よく音楽を楽しめるものもある。

そして興味深かったのは、ハイレゾよりも普通のFLAC音源の方が、より細かさが出るように感じられたこと。山下達郎とPAT METHENYを聴いた限りでは、鳴っている細かな音が出てかつ気持ちいいのは、彼らのFLACファイルだったので。他にも集中的にFLACファイルを聴いてみると、全体的にファットな方向になり、かつ、細かな音も出るという、なかなか自分好みの良い効果。それでも諸刃の剣という印象も拭えず。音源によってはボリュームを少し絞りたくなる音源、それもボーカルが妙に前に出てくる音源もあったので。

T-SQUAREのDSD音源も聴いてみたけれども、例えば「MEGALITH」のような音が鳴りまくりの楽曲では、少々やかましく感じられるのだけれども「ROMANTIC CITY」のような楽曲では雰囲気を出してくれると言う。

オカルトオーディオアクセサリーって、必ずしも全てにおいて抜群の効果を発揮すると言うわけでもないのだな。そこが安価なオカルトオーディオアクセサリーであるが所以。師匠曰く「オーディオアクセサリーは高価であればあるほど、しっかりとした実力を発揮すると」。安価なものだとやはり暴れん坊になりやすいのかしらね。

この製品のレビューにあった「音がほぐれる」と言う表現は、きっと、団子だった音が上手く分解されたかのように聞こえるからなんでしょう。

ま、財布が痛むほどの高い買物でもないし、接続しっぱなしにしておいても、それなりに面白い音で鳴ってくれるのでしばらくの間は使ってみましょう。飽きたら売り飛ばせばいいような、所詮その程度の物なので。

ま、実際に音が変化する以上、オカルトとは必ずしも言い切れないのは事実なのだけれどもね。