音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

当コンテンツではアフィリエイト広告を利用しています

We Live Here / PAT METHENY GROUP (1995 44.1/16)

漠然とはしているけれども、音楽を利用して、自分の20代の頃の原点のようなものを考えていた。

まだまだ全くの無邪気であった頃なのだろうけれども、その基本形は今でも大して変わってもいないのだろうと。無邪気で向こう見ずで先のことを深く考えない自分という生き物。

その生き物が乗っかっている礎はいつの間にか自分の中に築かれていたものであり、そうである以上、その後に何か大きな変化を与えるものでもないのだろうと。

そのようなことを考えながら聴いていたこのアルバムは、私が20代の頃に遭遇した音楽で、くしくもこのタイトルは『We Live Here』であった。

50歳。まだ自分は命をここに繋ぎ、日々をここに過ごし、そしてここに生きている。

We Live Here

Bars of My Life / Mummy-D (2024 48/24)

先日、このアルバムを前にして「濃縮還元」というワードを用いて語ったのだけれども、その真意はどこにあったのかと友人に問われる。

それは一体何だったんだろうか?

自分が使うワードは基本的にその時にたまたま降ってきたものなので、実のところは大した意味は持っていない。

Dさんがリリックを生み出すときはどうなのだろうか。一字一句そこに意味を込めているものなのだろうか。直感的な言葉に後付けで意味を持たせることもあるのだろうか。

そのようなよしなし事を考えながら再びこのアルバムを聴いていた。

Bars of My Life

Gently Disturbed / Avishai Cohen (2008 Spotify)

ああ、これを言葉として表わすのは難しいな。

音が自分の中へ中へと向かっていく音楽。音と自分とを語り合わせるためのジャズ。時にシンプルに、時に曼荼羅めいて。第一印象として自分はここに「孤」をおぼえた。自分の芯にある螺旋を一段ずつ下っていく過程を、誰にも知られることなくひっそりと思い描くかのように。

Gently Disturbed

やけに目頭を熱くさせるジャズ。タワレコオンラインでCDの在庫を確認したので発注しました。これは自分の手元に置いておかなければならない音楽。

Live from Yokohama / 高田みち子 feat. Landmark Blue (2021 96/24)

夜の部もSpotifyのプレイリストを流しながら大々的な断捨離大会を行う。夕食を摂った後にポルノグラフィティで少し盛り上げる。21時を回ったあたりでこの高田みち子を。

身体の調子は随分と楽になりました。喉が少々重い程度。明日から復帰ですね。しかし本当にひどい風邪だった。

POCKET MUSIC 2020 Remaster / 山下達郎 (1986/2020 44.1/16)

これを流しながら一時間ほどかけて、押し入れや衣装棚の中に蓄えられていたかつての有為物、今となってはただのゴミを処分。

これらの物はこまめに処分…2年着なかった服はもう絶対に着ないから捨てる…などしていたのだけれども、それでもまだ手を入れてなかった奥から出るわ出るわ、一体何年前に着ていたのだろうこれはと言う服が。

そんなこんなで30分もあれば余裕だろうと思っていた作業が、ボーナストラックを含めてまるまるアルバム一枚。

POCKET MUSIC (2020 Remaster)