2011-05-14から1日間の記事一覧
「なのにはねぎはまだ早いみたい」とでも言いたくなるような(何のネタかはともかく)、数年に一回は試して聴きたくなるアルバム。聴く度にその大人度に対して「まだ自分には早いかなぁ」と思ってしまうのだけれども、そろそろその「大人の悲しみ」とやらに…
商業的な曲の完成度といい美人に仕上げられている楽曲群といい、高野寛はこの時期が一番美味しい。最近の曲は手作り感は心地いいのだけれども、メロディ自体の煌びやかさは後退しているように思えるので。
繊細なメロディと時折顔をのぞかせるアーバンポップス。どことなくバブルなんだけれども厭味ではない都会感がいい。
聴けば聴くほどにその強靱さとしなやかさを再発見するアルバムだと思うのだ。
梁静茹はトラックがオーバープロデュースになっていないから気持ちがいい。無駄がないんだよね。
何度聴いても飽きない1枚。アルバムに対するスタンスは年齢を重ねるごとに変わってきているのにね。
しかしどこをどう取っても金太郎飴なのに、勢いで聴かせてしまうところが力業って感じでいいよなぁ。
カオスだなぁ…。とても一つのバンドとは思えないベストアルバム。クセのあるチーズのような。
コラボレーションベストと言うことで、安室色が薄まって少しは聴きやすくなっているのかなと思ってみたら、これまた完璧な安室節。誰と組もうが何を歌おうが、安室奈美恵は安室奈美恵だと言うことにもう感服せざるを得ない。自分の好みからは若干外れるけれ…