音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2023-10-04から1日間の記事一覧

吉田秀和を読む(1983年6月17日朝日新聞「音楽展望」におけるホロヴィッツ批評全文)

吉田秀和による1983年のホロヴィッツの批評全文を初めて読む。読み終える頃には少しばかり目頭が熱くなった。www.asahi.comクラシック音楽批評はオーディオ批評と似たようなところがあって、評者のポエムに陥りがちな側面があると思っているのだけれども(だ…

グリーグ:ピアノ協奏曲 / スヴャトスラフ・リヒテル, ロヴロ・フォン・マタチッチ, モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団 (1974/2021 44.1/16)

一時リヒテルのピアノプレイを勘違い、思い込みをしていたことがありましたね。力強い打鍵、歯切れのよい演奏。そう言ったイメージにさせられていたありました。もちろんそのような側面、特徴もありますが、たっぷりとした情感も十二分に持ち合わせているこ…

シベリウス:交響曲第5番 / パーヴォ・ベルグルンド, ヨーロッパ室内管弦楽団 (1996/2012 44.1/16)

お次はスタンダードな演奏のシベリウスを。現代におけるシベリウス演奏の模範的スタイルでもあるのかな。素材のありのままに音を提示してくれているかのような自然体。

シベリウス:交響曲第4番 / パーヴォ・ヤルヴィ, パリ管弦楽団 (2018 DSD64)

私の月初3連休の中日は、やや肌寒さも感じさせる雨模様。どんよりと暗く内省的、それでいてパーヴォ・ヤルヴィとパリ管の持つ溌剌とした感覚を求めて、このシベ4を。

NEW-S / T-SQUARE (1991/2015 DSD64)

なんとなく耳にしっかりと馴染んでいるサウンドが聴きたくなったので。

THE BOOK 3 / YOASOBI (2023 96/24)

より力強く、よりダイナミックに。トラックメーカーAyaseがやりたかったこと、得意技が見えてきた感のある3rd EP。前作のリリースからも間を置かずに、テンポよく矢継ぎ早にリリースされてきた楽曲の勢いもあり、そのトラック群の説得力と輪郭の鮮やかさがよ…