音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Rocks! / Fried Pride (2014/2015) Hi-Res

昨晩のこと。moraでBOOM BOOM SATELLITESの新譜ハイレゾをダウンロードした後に、新譜入荷ページをよくよく見ると、なぜかこのアルバムがラインナップされている。目を疑った。CD発売時にハイレゾ販売はないと断言していたくせに、これはどういう了見だと。そして数分憤った後に、気がついたらポチっていた。

うん。やっぱりFried Prideにハイレゾは良く合うよ。そんな事は百も承知でした。ギターもボーカルもパーカッションもブリリアント。

そうやってハイレゾ貧乏になっていくのだな。無論、ハイレゾとしての質が上々だったので、満足してしまう自分がいるわけですが。

去年買ったCDは値崩れを起こす前にドナドナだな、こりゃ。

SHINE LIKE A BILLION SUNS / BOOM BOOM SATELLITES (2015) Hi-Res

昨夜はこのアルバムが目的でmoraの新譜ページを開いたのでありました。その後の顛末は承前の通り。

で、BOOM BOOM SATELLITESの新作。今回はやけにスペーシーでありますな。かといって眠くなるような類いでもない。最近のBBSの傾向をさらに突き詰めたような静謐感。個人的にBBSのこの手の作品は孤独と隣り合わせという感覚を抱くので、実はヘッドホンでじっくり静かに没頭する方が向いているのかもしれない。これを聴きながら、訳もなく静かに涙を流すのであります。

TO CHI KA / 渡辺香津美 (1980/2001)

か、かっけー。なんじゃこりゃ。もうそこで思考停止。派手にブロウしているのはマイケル・ブレッカーだろうな、と思って調べたらその通り。派手なベースだな、と思ったらマーカス・ミラー。そこに何の遜色もない渡辺香津美のギター。これが1980年のフュージョンか…。1980年というと違和感を覚えないけれども、昭和55年と考えると相当なものがある。自分がまだ小学生入りたての頃の音楽ですよ。

グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲 / プレヴィン,ロンドン交響楽団,ルプー (1973/2009)

先日の山行きで友人が持ち込んだディスクのCD盤。と言うのは、友人が持っていたものは限定発売のSHM-SACDのシングルレイヤー盤で、もうすでに手に入らない物。その音楽にえらく感銘を受けた自分は、極力最近リリースされたCD盤、ユニバーサルがルビジウムクロックを謳っていた時期の物を入手。

そしてシューマンとグリーグの間を敢えて休憩を挟みながら聴いたわけだけれども、いや、こりゃまいったわ。本日数回目の思考停止。SACDとかCDとか、どうでもいい。全ては演奏の素晴らしさだ。