音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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海につれていって / 渡辺真知子 (1978 AppleMusic)

AppleMusicの歌謡曲コーナーを見ていたらたまたま見つけたので再生。Wikiなどを見ながら聴いていた。

渡辺真知子の、当時の歌謡曲とニューミュージックのクロスオーバー的楽曲と、多彩な引き出しを持つ船山基紀のアレンジとが見事に噛み合って、1978年の雰囲気をかもし出している。これ、何気なく名盤じゃないですか?

恋人よ / 五輪真弓 (1980 AppleMusic)

こちらもAppleMusicから。アルバム単位で聴くのは初めてのこと。リードシングル曲のイメージが強すぎるので、さて、アルバムで聴くとどうなのだろう?とやや心配していたのだけれども、杞憂。

1980年という時代に80万枚も売れたと言うことには意味がある。非常に情感あふれるボーカリゼーション。アレンジはシングル曲だけ船山基紀で、それ以外はフランスでのレコーディングとのことだけれども、それがキレイに一枚に収まっているあたり、本当にこの時代の編曲者の力量というものを知らしめるには十分だと感じた次第。

Guitar☆Man 「J」 ~Let's Sing a Song~ / Guitar☆Man (2016 AppleMusic)

伊藤広規(Bass)・岡井大二(Drums)・大槻啓之(Guitar)・難波弘之(Keyboard)・西脇辰弥(Keyboard)という超弩弓のミュージシャンを従えてのカバーアルバム。チャリティユニットとのことだけれども、このベタな選曲に、この面子ならではのやかましいアレンジに軽くノックアウトを喰らう。なんだかすげー物を聴いてしまった。殺人的な「京都の恋」が白眉。

夢がたり / 久保田早紀 (1979 AppleMusic)

気がついたら午前中はほとんどがこの当時のSONY(概ね)シンガーソングライターシリーズとなってしまった。今まで「聴いてみたい」とは思っていたのだけれども、なかなか食指が動かなかったので、これはいい機会でありました。

楽曲の良さはもちろんのこと、アレンジャーの仕事の質の高さが物を言いますな。それがよく分かる日曜日の午前でありました。微妙にレイドバックしていることは認めます。

DEAD END / ゴダイゴ (1977 AppleMusic)

なんとなく今日はAppleMusicの歌謡曲コーナーアルバム探訪に入っていますな。今日一日だけで一ヶ月分の元は取っているような気がする。

さてはて、ゴダイゴの2ndアルバム。初聴き。暗いです。とにかく暗い。ポップなゴダイゴを期待していると、まったく持って逆方向の負の力にヤラれてしまうこと間違いなし。Wiki先生によると、時代を映したアルバムとのことなのだけれども、まぁ、こんな暗い時代でもあったのかもしれないね、などとぼんやりと思いながら聴いた。逆にヒットメーカーとしてのゴダイゴしか知らないので、新鮮に聴けるとでも言いますか。プログロックの薫りを微妙に残しながらの、これは名盤じゃないですか?

アコースティック・ウェザー・リポート / クリヤ・マコト/納浩一/則竹裕之 (2016 SACD)

プログロック1枚で飽きた。

SACDジャズタイムに突入。クラシックでもいいのだけれども、今日はもう少しスリリングな音楽を聴きたい気分だったかな。それにしても、リスニングポジションで聴くと凄まじいクオリティのディスクだということに改めて気付かされる。DSDレコーディングの効果はもちろんのこと、演奏がカッコ良くなければここまではキマらない。