Mステにて。
CFで見かけたときから「こりゃ完全に吹っ切れてしまいましたね」と思ってはいたけれども、まさかここまで吹っ切れるとは。しかも例によってテレビ表情は硬直化している稲葉のことなので、歌詞と表情とのギャップが激しくて微笑ましい。
なんというかこの余力感がこのところ(アルバム『GREEN』以降)のB'zの魅力。去年のシングル群はさすがにコマーシャル的側面が強かったのでありますが、今年は元旦の新聞から突っ走っているだけあって、力を温存しながらの100m走な感じが曲にも現われていて痛快なのであります。
僕はB'z原理主義なので、この曲に対する「B'zのやる気が感じられない」的なコメントに対しては真っ向勝負で戦い抜く所存でございます。この曲ほど「じゃ、ぼちぼちB'zやりましょか」と、しなやかにストレッチ運動に入る軽やかさを感じさせる、それにふさわしいシングルはないと思うのです。