音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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たまには、

CDTVを見る。というのも、やっぱりカラオケするならば「新しい曲」という新鮮味を、純粋に自分のためだけに吹き込むことが長生きの秘訣なんだろうと思ったからでありまして。いや、もちろん「CDTVライブラリー」でうれしくなっている自分もいるわけですが。

いやー、98年、いいなぁ。ブラックビスケッツなんてどうしようかと思ったよ。なんというか、番組企画バブルの、あの最後のギリギリ感が漂いまくってて。小学生や中学生が単純な反射的本能を元にレジへと千円札一枚差し出していたあの頃は、そういったガキどもと同じ回路を持った大人もゴロゴロと存在していたという時代であって。その後急速に進む(ような気がしないでもない)分化は、この時期はまだまだ癒着段階であって。そうか、あれからもう7年も経っているのか。

しかし、nobodyknows+のこの平板さ加減というのは、ヒップホップも完全に末期に突入したことを如実に表現している、もとい、さらしているという認識で間違いないね?市場を拡げ尽くした功績を元にして成功者が別の次元に入ると同時に、二番煎じが何かを遺すために熟す時間はほとんどないまま先細りということでいいね?いいや、別に。ケツメイシが気を吐くだけか。KICK THE CAN CREW、RIP SLYME、ケツメイシによる打ち上げ花火は、ほんと、風の吹かないところに煙を残してしまったな。色んな意味で残念。