Fried Prideのディスク不良を伝えたら、一回分の無料券をゲット。たまたまカウンターの向う側においてあった及川ミッチーのDVDを記憶のきっかけとして、借りてきた一枚。東京にいたときには手に入らなかったのに、どうして仙台でorz
ということで、聴く。
！
なんでさー。カバーブームの中でさー、この作品はことごとく無視されるわけ？曲に対する敬愛と、そして己の色をひたすら濃く塗り重ねて塗り固めたカバー集なんて、そうそうないぜ。
以前、石井竜也のカバーアルバムに期待をした際に、原曲に対する敬意を完全に失った上での自己意識の塊の気持ち悪さに辟易した覚えがあるのだけれども、ミッチーのそれは、原曲が原曲であるところのなんたるかをしっかりとおさえたうえでの、カバー集として、そして音楽遊びとして成立しているから、あり。
確かに、深く聞き込むための作品ではないけれども、楽しく聴くための作品としては文句なし。いやー、聴けて良かった。
