音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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BLUE MOON BLUE / 高橋幸宏 (2006)

地下鉄に乗った。空いていた席に座ろうとした少年が、自分を見て何も言わずに席を立った。ほとんど同じタイミングでその席を見放してドア際に立とうと背を向けた瞬間、若い女がその席に迷わず座った。気が滅入っているときに、ターミナル駅からの地下鉄利用はよくない。降りた駅、一人で乗ったエレベータにてひたすらに後頭部を壁に打ち付ける。