音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Aloha Polydor / Fishmans (1999)

無音の夜はいいようのない不安感に包まれる。この不安感はどのように表現したら伝わるのだろう?神が下した罰はとやらは言語を分けたということではなく、心を共有することを禁じるために言葉という道具を与えてしまったことなのじゃないかと思うくらいに、この焦燥感とせん妄を小さじ一杯ほど混ぜ合わせた不安の正体を言葉として部屋中にため込んだ挙げ句に、窓を開放して街中に解放してやりたいような気分だ。

という病人のような記述はともかくも、そのような不安に対するカウンターとして利用しているFishmans。僕の21世紀はいつまでFishmansと共にあるのだろう。ダメだ。ダメ過ぎる。風呂に入ろう。今晩はもう終了!