音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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青の時代 / 三島由紀夫 (1950)

移動中に読了。買ったのは相当昔なのですが。

人生は、これをわれわれが劇的に見ようと欲するとき、まず却ってわれわれに劇を演ずることを強いる。そこでまずまずわれわれは人生を劇と見ることが困難になる。なぜなら演ずることなしに一つの劇を生きることは不可能であり、それが可能であるかのような幻想を、われわれは人生と呼んでいるからだ。