それが短いということはひらめきにも似た相性の良さなのだと思われる。ということで、結果、このような物理的なチューニングに至りました。このTwist-to-fitシステムというコペルニクス的かつ相当にアバウトな発想が、これまた意外なほどに自分の耳が求めていた「いずい」の排除につながっているのであります。
音質に関しては「僕がいうところの素直かつ気持ちよく聴かせる音」。何かを過剰に装飾するわけでもなく、ポップなものはポップに聴かせ、ロックはロックに、ジャズはジャズに、フュージョンはフュージョンに、オルタナティブはオルタナティブに、ヒップホップはヒップホップに、それぞれに聴かせて欲しい領域を自然に耳に拾わせてくれるようにならしてくれるのがありがたい。
そしてそれだけ雑食という意味での高級感レスがまた楽しい。