1作目よりも音像がコンパクトにまとめられていて非常に聴きやすいと言うことに今さらながら気がついた。振り幅の広さは1作目に譲るけれども、バンドとしてやっていこうという意気込みはこちらの方が純粋に感じられる。ピュアな麻薬であるかのような。そうだよなぁ、SUGARってスラングでそういう意味だものなぁ。
でもこのアルバムをリリースして間もなくバンドは解散してしまうとさ。その後Bob Mouldは長い内省期に入る。最新作でようやく視界がクリアになるくらいだものなぁ。そこにたどり着くまでに10年近くかかったと言うことか。ある意味中年の星だよな。