音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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マーラー:交響曲第5番 / インバル(エリアフ), 東京都交響楽団 (2013)

SACDが到着したので早速再生。もう、交響曲の美味しいところをじっくり煮込んで、鍋ごと観客席に放り込むような演奏。とにかく「かっこいい」の一言。66分を一気に聴かせる楽曲の構成力と演奏がガッチリとタッグを組んで音を届けてくれる。SACDならではの録音の余裕もまた、演奏の引き立てに一役買っている。これは自分にとっての愛蔵盤になるな。他の作曲者を通り越して、一気にマーラーに行ってしまったか。いや、もっともっとクラシックは勉強します。これは面白い世界だ。