スタジオレコーディングアルバムでは「いい線行っているのだけれども、何か微妙に現代におもねる感覚なのだよな」というイメージがつきまとっていたGary Clark Jr.だけれども、ライブになるとこれが随分とねっとりとしたブルーズを聴かせてくれるからたまらない。どれがカバー曲でどれがオリジナルなのか、その境界線を飛び越えて現代のブルーズを作り上げているような感。ライブ物なので90分と尺は長いけれども、それを一気に聴かせてしまう引力のような物を持ったアーティストだということを再認識させられる。
これも2014撰に入るかな?