『カラヤン!カラヤン!カラヤン!〜ハイレゾ・ベスト Selected by 名曲喫茶 月草〜 - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】』
安かったのと、楽曲が中高生の音楽教科書レベルなので入門編として購入。
しかし聴きながらふと思ったのだが、ハイレゾは本当にクラシックに向いているのだろうか。もう少し深さが欲しいというか、妙に浅い感じがする。楽曲の選択が、重い曲を避ける傾向にあったので余計に軽さを感じる結果になってしまっているのだろうか。これはリマスタのせい?でも、アビイロードスタジオでのリマスタリングの一環なので、リマスタが原因とは考えにくい。
クラシックは同じ指揮者でも楽団や録音時期、録音環境によって音が全く異なってくることは知っているので、もしかしたら軽いものが偶然集まってしまった結果なのかもしれないけれども、どうもやはりハイレゾだからといって万能とはいえないか?と思ってしまったのも事実。
それほど数を聴いたわけではないけれども、SACDの方が深さを表現するのは上手いような気がする。もちろんDSDとPCMとの差だと言ってしまえばそれまでなのだけれども。
ただでさえ奥が深いクラシックに、まだまだ未知数なところが多いハイレゾとの組み合わせ。どこまで相性がいいのかは、そのうちだんだんと分かってくるようになる…のかな。