元が44.1/16のデジタルマスターなので厳密に言えばハイレゾではない、いわゆるニセレゾの類いだけれども、オリジナルCDの音質から劇的に生まれ変わったということで、これは比較対象があった上での「耳が喜ぶハイレゾ」なのです。
最終的にハイレゾであるか否か、それをハイレゾとして認めるかは自分の耳ではないかと。自分が幸せになれるハイレゾならそれはハイレゾなのです。いくらハイレゾであっても自分の耳がクエスチョンマークを覚えるようでは、それはハイレゾとは言えないのです。そういう主観的な観点でハイレゾを語ってみてもいいのではないかと思えるようになったのは、今年最後のハイレゾダウンロードとなったこの音源のおかげではないかと。
色んな意味でハイレゾに対して迷いがなくなったとも言えるし、迷った時の対処方法も、それを納得させる方法も学んだというのがこの1年の成果ではないかと。
ま、そういうことです。