音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Bitter,Sweet&Beautiful / RHYMESTER (2015 CD-DA)

さて、3枚目はRHYMESTERの移籍第一弾アルバムに挑戦しますよ。

ライムスの新譜を初めて聴くときには、いつもちょっとした恐怖心のようなものを覚えるのだよね。「もし次が駄作だったらどうしよう」という贅沢な恐怖。でも今回も杞憂に終わりました。今作はトラックの多彩さを楽しむと言ったところに重きが置かれているかな?という印象。2MCは鉄板で盤石なので、もうこれ以上の何かというものはないのかもしれないけれども、それでもやはりこの2人のリリックは重いですよ。ライムスはもう日本のヒップホップ界では、完全に別格の存在ですな。

でも、自分でも意外と再生回数を稼がないのもライムスの特徴だと思っている。1枚聴き通すと非常に疲れるというのが正直なところ。それだけ中身が常に濃いということなのだけれども。今回も十分に中身は濃いものでありました。でも、すぐにもう一度聴くと言うことは出来ないのが正直なところ。悪い意味ではなくてね。