音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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and... / 上白石萌音 (2017 ハイレゾ 96/24)

ようやく完全に受け入れることが出来た。

とてもいいアルバムだとは思っていたのだけれども、既視感のある楽曲であったり、構成への疑問からすんなりと聴くことが難しい作品だった。今になって、出だしの「告白」から離陸し、途中数曲で宙返りをし、そして最後の「ストーリーボード」で着地するという、キレイな流れであると納得することが出来た次第。

今作はアクトレスとしての上白石萌音の引き出しに多面的に光を当てた作品であると、今なら迷わず言うことができる。やはり上白石萌音の歌声は良いものである。うむ。

ま、「既視感のある楽曲」と言うのは、ぶっちゃけた話、「坂本真綾そのまんまやん!」と納得が行かなかったわけで。そこが飲み込めたことが一番大きなポイントかな。実は。