音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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evergreen / MY LITTLE LOVER (1995)

7時台に目覚ましは鳴る。それ以降は覚醒状態でベッドから這い上がることもできずにウダウダと時間を潰す。すると既に午後に差しかかり、午前中を潰すというノルマは果たされる。もちろん生活のリズムを放棄することと裏腹に。生活が荒んでいるといわれたとしてもぐうの音も出ない。

竜とわれらの時代 / 川端裕人 (2002)

長期的にナイトキャップとして楽しませてもらった。タイトルで中身を語るとすれば、これは(竜の時代)+(われらの時代)ということになるんだろう。恐竜に関する知識はゼロでも、化石に伴う学閥や資本、宗教の政治的駆け引きと、日本のムラに伝わる伝承との橋渡しがうまく、じっくりと楽しませてもらった。主人公と思われる人物(誰が主人公なのかという)の軸のぶれはあるものの、超長編ということもあって視点をうまく切り替えながら読めばいいのだろう。

い〜じゃん!J-POP -だから僕は日本にやって来た- / マーティ・フリードマン (2008)

数日前に読了。内容は完全に旬を選ぶものなので読むのならば早いうちに、という性質の本。高校生時代にこれを読んでいたら、完全にマーティにかぶれて「だから邦楽だってかっこいいんだってば」と根拠のない自信を植えつけられただろうと思ってみたり。題材として取り上げられていた楽曲の多くが未聴だったことを考えると、自分の耳は完全にヒットチャートから外れてしまったのだなと思い知らされてみたりもした。