ちょっと早起き。朝日が目に突き刺さる。
Moth / Exlovers (2012)
巡回しているサイトで紹介されていたので試聴後購入。シューゲイザーにカテゴライズされるようだけれども、どちらかというとネオアコ的解釈で聴くことが出来た。日本にはNARASAKIという奇才がいるので、この手のチャンポンはまったく問題なく受け入れることが出来る。音楽性というものは時代とともに進化するとは限らないと常々思ってはいるけれども、過去の焼き直しにだって新たな進化を見出すことは可能。真新しい音楽ではないけれども、どこか甘酸っぱくキュートで回想的なサウンドは「久しぶりに見たぞ」という発見があって嬉しい。これは繰り返される春色の音楽だ。
さすらいのギター / 小山ルミ (1971/2008)
当時の歌謡曲には大人の官能があったよな。子どもが見てはいけない世界という境界線も。
パンチアウト / Jitterin' Jinn (1990)
iTunesのいいところは座りながらにして過去の音源に簡単にアクセス出来ることにある。あと、CDを安心して2軍送りに出来るところもいい。なに、僕の耳なんて圧縮音源も非圧縮音源も比較して聞き取ることなんてできないさ。
I'll / dip (1994)
不思議と聴いていなかったアルバム。次の作品のサイケ加減の方に気を取られてスルーしていたか。メジャーデビュー1作目ということもあってか、メロディがずいぶんとポップ。ミックスも工夫が凝らしてあって、一瞬、誰の作品を再生したのかが分からなくなった。今聴いてみると、これ以前にリリースされていた過去の音源もコラージュのように生きていて結構聴き応えがある。自分が持っている作品の中にも、こうやって埋もれてしまっているものがあるのだろうなぁ。