朝は「これを聴いていこう!」か「何を聴こうか」の二択で始まる。今日は比較的前者。通勤時間とアルバムの尺が合う音楽を選ぶ傾向にある。
シンクロニシティーン / 相対性理論 (2010)
音を過剰に重ねないことによって、ハイハットのオープンクローズの音までもが意味を持って聞こえてくる。音がスカスカになるギリギリのラインで踏みとどまっているという印象。それはそれで耳が喜ぶのでありますよ。
僕の中の少年 / 山下達郎 (1988)
山下達郎の音源はイヤホンで聴くよりもスピーカーで聴いた方が断然生き生きとしてくると思うの。
ジョン・ウィリアムズ
先日の八ヶ岳山荘参りの帰り道に「A-Z、あ〜わ」で始まる語をドライバーに選択してもらい、そこから助手席の自分がiPod内の、その語で始まるアーティストの音楽を再生するという遊びをしていたのだが、ドライバーが「J」をコールしたので悩んだ末にジョン・ウィリアムズを再生した。「STAR WARS」のサントラ。結構ウケた。
で、曲を聴きながら「クラシックの現代解釈って、現代音楽ではなくて、こういう音楽だと思うのだよね」とコメントしたら、ドライバーに同意してもらえた。
うん。自分の解釈が上手く相手に受け取ってもらえるというのは、非常にありがたいものだね。
以上、ふと思い出したので記録しておく。
何気なく
この「はてなダイアリー」は何年くらい書き続けているのかなどと思ってみたら、もう10年近い。10年!
なんという素敵な時間の無駄遣いの堆積。そして「昔は書きたいことが沢山あったのだな」という妙な客観視。視点のキレも文章のキレも昔の方が格段にカッコいいのだけれども(自画自賛)、今のようにキレの悪い、長々と続けるだけの適度なテンションというものも、それはそれで悪くないなと。色んな意味で、最近は過去の自分を受け入れられるようになっている気がする。