音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Rocks! / Fried Pride (2014)

酷い鼻づまりで5時過ぎに目覚める。チーズ一切れで鼻炎用カプセルを飲み込み、布団には戻らずそのまま起床。このところ、早い時間に起きてもそのまま目を覚ましていることが多い。

ということで、家族がみなまだ寝ているので、ヘッドホンにて再生。カッコいいアルバムには違いないのだけれども、やはり横田明紀男の存在が微妙に薄れつつあるように見えるのが少々残念でもあり。次作あたりで『two, too』のような原点回帰をしても面白いのではないかな、などと贅沢な意見を述べてみる次第。

No Fixed Address / NICKELBACK (2014) Hi-Res

ATH-MSR7にて再生。

本当にモニタ寄りの音作りで聴いていて無駄な音が感じられずに自分好みに仕上がっている。どれだけ楽器が鳴っていようが、その一つ一つを鮮明に浮き上がらせる。その代わり、この音作りがつまらないと感じる人も当然多いだろうな、とも思いながらも。まぁ、そのカウンターとしてポタプロがいるので、僕のリスニング環境はこれで一通り出揃ったと見ていいでしょう。今年は大きなハードウェアの購入はなさそうだ。

色彩 / Polaris (2013)

来月の誕生日にeastern youthとPolarisの新譜が発売になる。出費ではあるけれども、何よりの誕生日プレゼントだ。しかもフィジカルなディスクでの購入というのがいい。タワーのクーポンとポイントがそれぞれあるので、割り振って安価で購入予定。タワーとAmazonは棲み分け。でもBOOM BOOM SATELLITESの新譜はハイレゾ音源で買う予定だけれども。ディスクとファイルも棲み分け。

Californication / RED HOT CHILI PEPPERS (1999)

RED HOT CHILI PEPPERSの初期ベストを聴いていたが、あまりにも金太郎飴的で面白くないので、やはり自分にとっての原点に戻って本作を。このアルバムが店頭で流れているのを聴いた時は、本当に身体に電流が走ったね。それ以降、何度も何度も聴き返している大切な1枚であります。

週刊「雑音万華鏡-Noiz-」更新

週刊『雑音万華鏡 -Noiz-』更新しました。

今回はfox capture plan。創作文ではなく、久しぶりにアーティスト紹介文のつもりで書きましたが、この手のフォーマットをすっかり忘れてしまっていることに愕然としたり。音を具体化して書き上げることの難しさを、久しぶりに痛感しました。まぁ、何かのリハビリになってくれればそれもよし。ということで、例によってご一読頂ければ幸い。

Vol.44 WALL / fox capture plan (2014) - 雑音万華鏡 -Noiz-

魅力がすごいよ / ゲスの極み乙女。 (2014)

ん?

今ふと思ったのだけれども、ゲスの極み乙女。の最新作を聴く限り、このバンドは、相対性理論以降のコンテクストで語ることの出来るバンドってこと?

なんだろう、この不思議な手作り感。何らかの共通点が見出せるような気がするのだけれどもな。

Gary Clark Jr. Live / Gary Clark Jr. (2014) Hi-Res

ヘッドホンにて再生。

いくらディストーションが掛けられたギターが唸ったとしても、ハウジングの空間が緩衝材になって耳に突き刺さらない。これはカナル式のイヤホンでは絶対に味わえない感覚。それでいて音が遠いというわけではなく、絶妙なバランスで耳に音が届けられている。1時間半近いライブ物だけれども、じっくりと楽しむことが出来た。

Recreation 3 / Acid Black Cherry (2013)

なぜか目についたので再生。

ハイトーンボイスのホストクラブの兄ちゃんが、お客さんの前で余興として歌ってみせているという内容か。いや、それは十分に分かっていたことなのだが、改めて聴いてみると、アレンジの根拠のなさがある意味あっぱれ。カバーアルバムには色んなタイプのものがあれども、これはこれで「インパク知」的なポジションにぽつねんと放置することが出来るのではないだろうか。

Art Pepper Meets the Rhythm Section / Art Pepper (1957/2014)

今からあれこれ書くのは面倒なので、Twitterからの引用加筆訂正で。

Don't think, feel.

ってのは、ジャズやクラシックを聴く時に共通の姿勢じゃないかと。ガイドブックやレビューなどのゴチャゴチャ難しいものを読んで、そこから意見が外れたからといって見捨てたり絶望する類いのものではなく、自分が気持ちよいと思えばそれが全てなのだ。

そう言った場合、否定的な意見は一切無視。自分の感性が全て。自分が良いと言ったのだから、良い作品に決まっているじゃないか!ということで。

ネックなのは、その「自分が良い」と思った物をゴリゴリと人に押しつけてくるタイプのお方なのだけれども。その点、学生時代に洋楽を勧めてくれた塾講の先輩同僚は非常にスマートな勧め方をしてくれた。10枚くらい定番アルバムを持ってきて「この中に好みのものがあればラッキー程度に思いな」と。

その中にあったのがSUGAR(Bob Mould)だったし、Carole Kingだった。両者ともその当時にはピンとこなかったのだけれども、後々にまた再び出逢うことになり「ああ、あの先輩は本当に定番・定番になり得る作品を選んでくれたのだなぁ」と感謝することに至るのである。

ということで、今となっては自分も勧める側に回っているような気がするけれども、あの先輩の姿勢を見習って「この中から何か1枚でも気に入ったものがあればいいんじゃないかな?」的な積極消極的な姿勢で行こうと思うのだ。その時にピンとこなくても、後々出逢うことだってあるだろうし。

てなことを本作を聴きながらつらつらと考えていたのでありました。とは言え、自分の好きな作品を人に勧めるという行為は非常に難しいものなのだけれどもね。やはり「ま、気に入ってもらえたらラッキー」程度に構えておくのが丁度よいのではないかと。

THE CAT / Jimmy Smith (1964/2014)

居間で母が使うBlu-rayレコーダーが届いたので、本作を流しながらセットアップ。今の機種はセットアップが異様に簡単で拍子抜けだわ。操作も簡単すぎて、逆に不安になってくるレベル。ようやくこの手のレコーダーもビデオデッキ並みに使いやすくなってきたか。まぁ、付加価値となる機能を削りに削って、必要最低限の機能だけを持たせた機種ではあるのだけれども。ご年配の方が使うのには、これで十分ではないかと。「録画予約する」「見る」「消す」の3ステップさえ覚えてもらえればそれでOKなので。これで「保存したい!」などと言い出したら発狂するレベル。「どうせ保存しても見ないでしょ!」と。なにせ、自分がその親の子どもなので、パターンは見えている。変なところで親子は似るものだ。