音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Free / Jonathan Butler (2015 ハイレゾ 48/24)

通勤の復路に。

うん。スピーカーからの音でも「これはいい音しているな。ハイレゾの意味があるな」と思っていたが、イヤホンで聴いてみてもやはりハイレゾらしい分離と定位の良さが心地よい。もうハイレゾそのものの魅力を楽しむには洋楽しかありませんな。

Turn Of A Friendly Card / The Alan Parsons Project (1980/2015 ハイレゾ DSD64)

全くもってノーマークだったのです。HDtracksで新譜が一気に解禁される金曜日の晩は「いい音楽」漁りの時間でもあるわけですが、その中で、たまたまDSDという表記に惹かれて試聴をし「あれ?これはもしかして?」という直感めいたものを自信として購入してみたら…良い!極上の大作志向ポップス。ポップスと言っても陽気なポップスというわけではなく、いかにもイギリスなウェットなポップスなのだよね。だからどこか鬱蒼としたと言うか、鬱々とした雰囲気もどこかに残しつつ、それでも40分を一気に聴かせる膂力のようなものを兼ね備えていると率直に感じた次第。

この作品はもっともっと聴き込んで行きたいと思った所存。

Masterpiece / Deitrick Haddon (2015 ハイレゾ 44.1/24)

こちらも全くのノーマーク。いや、もう、ノーマーク作品を探すのには邦楽ハイレゾ市場は狭すぎますよ。

と言うことで、例によって「ゴスペル&リリージャス」というジャンル表記を頼りに試聴をしてみたら…普通のR&Bじゃん!歌詞が分からないだけ、余計にそう感じさせるのかもしれないけれども、これ、日本市場に持ち込んだら、典型的な現代R&Bとして解釈されるぞ。

で、肝心の中身はと言うと、R&B。いや、受け狙いとかそう言うものではなくて、本当にR&B。ああ、アメリカに関してはその大昔「人類のるつぼ」と教わったけれども、音楽においてもるつぼなのだなぁ…。と感心することしきりでありましたことよ。