音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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日々

生まれながらにして自分ではどうにもならない小さな刺の蓄積は、あまりにも自分にとって日常であるのでついついそれが些細な問題のことのように思えてしまうけれども、それによって培われたことといえば痛みを一瞬にして都合よく忘れてしまうことであって、これだけの日々を生きてきたとして、自分の力ではそれをゼロに埋めてしまうことができないのだという無力さに打ちひしがれる夜くらいは、たまにはあってもいいだろ?

21:50。今日はもう寝ようと思う。誰も起こしてくれるな。おやすみなさい。