音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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日々

そういえば、自分の趣味でサイトを作るようになってからいつの間にか9年目に入っていたのだけれども(9月になったら10年目に突入かよ…)、その過程で何度か「その時の自分を象徴する「創作文」」が生まれている。

テンポラリーボックス、悲鳴を上げながら逃げていくよ。
蹴っつまずいて角をへこませ、転がり転んで顔を擦る。
テンポラリーボックス、明日も来るよ。
知らん顔して明日も来るよ。

これは2001年5月。多分、あの頃の恐ろしいまでに何もない状態、全てが指の間をすり抜けていくことに諦めと快感を覚えていた頃に比べると、今は格段に安全な道を歩くようになっているんだろう。それは悪いことじゃない。

でも、明日というテンポラリーボックスは相変わらず満身創痍のままだ。