DATサルベージNo.3。
キタ!
このアルバムすら、10年選手になろうとしていますよ。ブルハパンクとハイスタパンクが、まさかモンパチパンクとして手を結ぶことになろうとは思いもよらなかったな。キツイ表現をするならば、エネルギーに満ちていたはずの世界が、再生産を繰り返されたあげくにバカに満ちた世界へと堕ちていく様をこの10年間に見届けることが出来たわけで、それだけでも生きていてよかったなと思わせるには十分なわけです。
つか、今聴いてもパワーに古さを感じさせないこの音の作りはなんだ?あらゆる意味でバイブルになりつつある作品。今もどこかで、初めてこれを聴く10代にインパクトを与え続けているんだろうか。ぜひともそういうシーンを夢見ていたい。音楽の持つ力、衝動ってそうやって手渡しでリレーされていって欲しい。